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パタリロ!

『パタリロ!』は魔夜峰央のギャグ漫画。『花とゆめ』(白泉社)で1978年に連載を開始し、2016年現在、『花LaLa online』にて連載中。1982年にはアニメ化もされた。2016年に舞台化作品上演予定。バミューダ=トライアングルの真ん中に存在する架空の島国マリネラ王国を舞台に、その国王パタリロが、側近のタマネギ部隊や、イギリスの諜報機関MI6(エム・アイ・シックス)の少佐(スパイ)バンコランやその愛人マライヒ等を巻きこんで起こす騒動を描く。舞台はマリネラ王国だけでなく、バンコランやマライヒの住むロンドンも多用されている。基本的には一話完結の形式なのだが、連作エピソードもいくつか存在している。毎話で描かれるストーリーは単なるドタバタギャグなノリだけにとどまらず、プロットが高度に練られたものも多く、作品が長年支持されている所以でもある。ストーリーはギャグ作品の懐の広さを生かしてジャンルを越えた多彩な内容になっており、007シリーズめいたスパイアクションがあれば推理小説並みのミステリーもあり、宇宙人が出てくるSFもあれば黒魔術が絡むオカルトもある。1970年代、少女漫画界では耽美的な少年愛を題材に取り上げることが流行したが、その時期に連載が始まった本作でもその要素は多分に盛り込まれている。少年愛をコメディに取り入れたことでは『エロイカより愛をこめて』(作・青池保子)と並ぶ先駆的な作品である。スピンオフ作品として『家政夫パタリロ!シリーズ』、『パタリロ西遊記!』、『パタリロ源氏物語!』、『パパ!?パタリロ!』がある。これらは『パタリロ!』とは別作品として扱われており、単行本も別シリーズとなっている。また、パタリロ本編でも外見が同一の別キャラクターによる時代劇版があるが、これは本編の一部として扱われ、『パタリロ!』の単行本に収められている。1978年の初掲載以来、2016年の時点でも描き続けられており(正確には掲載誌の移行に伴い短期間だが中断期間が存在)、少女漫画界のギャグマンガ作品としては第1位の長編漫画となっている。2016年4月時点で、花とゆめコミックスの正編のみで96巻まで刊行されている。スピンオフ作品まで含めればコミックスの巻数は100巻を超えている。掲載誌は白泉社系列の少女雑誌を渡り歩いており、複数の雑誌に同時連載している時期もある。長期連載した雑誌には『花とゆめ』(1978年 - 1990年)、『別冊花とゆめ』(1991年 - 2016年)、『花とゆめPLANET増刊号』(1990年 - 1997年)、『MELODY』(1997年 - 2001年、2009年 - 2016年)などがある。各エピソードには作品番号がつけられているが、雑誌に掲載された順ではなく、単行本(花とゆめコミックス)に収録された順につけられている。すなわち、古い番号のエピソードが新しい番号のエピソードより新しいことも時々ある。なお、白泉社文庫版では作品番号は省略されている。単行本に掲載されているエピソードの中には外伝として作品番号が振られていないものもある。1979年から1980年に『花とゆめ増刊号』や『別冊花とゆめ』などに掲載された時代劇編(猫間天狗シリーズ。単行本1、2、4、7巻に収録)と単行本16巻に収録されたバンコランが主役のエピソード「バンコラン─MI6にて」は、「パタリロ! 番外編」と名づけられ作品番号が振られていない。また、平成3年から平成5年頃に『花とゆめPLANET増刊号』に掲載された11話分の推理小説風味のエピソード(単行本48巻から53巻に収録)には「パタリロ! ミステリー」として本編とは独立した作品番号が振られていた。それ以前にもその後にも推理小説風味のエピソードは数多く描かれているのだが、これらについては本編として作品番号が振られている。これらの他にも単行本18巻に収録された楽屋オチ的なオマケ漫画も「パタリロ! EX編」とされ作品番号が省略された。巻数が若い単行本には『パタリロ!』とは関係がない読みきり短編作品が併録されているものもあるが、これらにも当然作品番号は振られていない。近年では、花とゆめコミックス『パタリロ!』に掲載される作品は外伝的な内容であろうとも全て本編として作品番号が振られるようになっている。『パタリロ西遊記!』などのスピンオフ作品については、独立した別シリーズとして単行本が出版されているため、『パタリロ!』の単行本にこれらのエピソードが載ることはない。例外的なケースとして、『パタリロ!』以外のコミックスに『パタリロ!』の外伝的な作品が掲載されることがある。それには作品番号は振られない。なお、単行本5巻に収録されている「スターダスト」は、当初は「パタリロ! シリーズ」と名づけられ、作品番号が振られていなかった。これについては#欠番エピソードの節を参照。『花とゆめ』に連載されていた当時、ページの外枠部分に設けられていた読者投稿コーナー。略称「パタはみ」。活発な投稿があり単行本(花とゆめコミックス)にも収録されていたが、『別冊花とゆめ』への連載移行に伴い消滅した。このコーナーへの投稿を元ネタにしたと考えられるエピソード(「紫タマネギ」など)も散見される。作者自身は本作を構成する主要な要素を「宝石・妖怪・落語」の三つであると語っており、実際に作品中ではこれらの要素が頻出する。SFやオカルトの要素も内包する本作では、様々な不思議な道具が登場する。それは古代文明の遺産であったり、錬金術や魔術の産物であったり、宇宙人の超絶科学兵器であったり、パタリロ国王の発明品であったりする。ただし、それらの多くは登場したエピソードでの1回限りの活躍しかせず、別のエピソードで再利用されることはほとんどない。ここでは、本作に登場するアイテム類のうち何度も登場するもののみを挙げる。作中には数多くの組織が登場したが、この内、複数巻に渡って登場した組織を紹介する。『パタリロ!』には、舞台を江戸時代に移した時代劇編のエピソードがいくらか存在する。時代劇編では本編のレギュラーキャラクターが別の役柄を与えられて活躍する。与えられる役柄は多くの場合はパタリロが「呉服問屋越後屋の主人・波多利朗」で、タマネギ部隊が「越後屋の番頭、丁稚」、バンコランが「南町奉行・邪鬼遊稚児丞万古蘭」である。ただし、これら以外の役柄が与えられることも多々ある。どのような役柄が与えられてもキャラクターの性格設定については本編とほとんど変化はない。テレビアニメ版では時代劇編のみアニメ化されていない(オープニングに猫間天狗が登場するのみ)。いわゆる封印作品として欠番となったエピソードが存在する。『パタリロ!』に登場するキャラクターたちをモデルに、全く異なる設定と舞台で描かれた作品。キャラクターの性格には改変がされているものもある。1982年にはフジテレビでテレビアニメ化もなされた(後期は『ぼくパタリロ!』と改題。詳細は後述)。製作は東映動画(現 東映アニメーション)。テレビシリーズ終了後の1983年7月には、劇場用アニメーション作品が製作・公開された(詳細は後述)。2003年12月、2004年2月にはハピネット・ピクチャーズから、テレビアニメ全49話がDVD化して発売された。また、2005年12月には東映ビデオから、劇場用作品が同じくDVD化して発売された。アニメ関係のアルバム以外に、さくまあきらや新田一郎が中心となり、原作をなぞって作成したアルバムがある。原作の人気を受けてアニメ化された。漫画作品のアニメ化については、作画技術の問題から原作と異なったテイストのキャラクターが設定されることがあるが、本作に関してはキャラクター・背景とも可能な限り原作のユニークな作風が再現されている。一方、音効の面ではクックロビン音頭の節回しに関して試行錯誤があり、定着まで時間を要した。なお劇中の「クックロビン音頭」がエンディングテーマ等で知られる節回しで音楽が付くようになったのは第9話「べらんめえ桜吹雪」からであり、それまではアカペラで、節回しの一切ない平坦な音調で歌われており、原作に忠実な絵柄と相まってかなりシュールな雰囲気を醸していた。内容については、ゴールデンタイムの放映であったにもかかわらず、バンコランとマライヒの男同士の愛人関係を避けることなく描写している点が注目される。この件に関しては「故意に女性に間違えられるようにマライヒをはじめ美少年役の声優は女性を用いている」というスタッフによるコメントもあるが、放映前に実験的に男性声優により収録したが、男性の声は不評だったため、女性声優を起用したともコメントされている。マライヒ役の藤田淑子は、最初は少年っぽい声も試したが、やはり少女っぽい声のほうが適切と判断したと当時のインタビューで語っている。他にもアイキャッチを動画に起こし、CM前後でストーリー性を持たせたコントにするなどのお遊び的要素がふんだんに盛り込まれている。劇場版のためにキープされたスターダストなどを除き、1年で当時の原作はほぼ映像化しつくしたが、別世界の番外編「猫間天狗」のみアニメ化されなかった(オープニング、後期エンディングには登場)。当初、木曜日19:00-19:30(JST)枠で放送が開始されたが最終話までに放送枠が2回移動している。1982年10月に土曜日19:30-20:00枠へと1回目の移動。1983年4月には、金曜日19:00-19:30枠へと2回目の移動となった。また、キー局・フジテレビの金曜日19:00-19:30枠はローカルセールス枠であったことから、フジテレビ系列基幹局のテレビ西日本(TNC)やテレビ新広島(TSS)などでも1983年3月末で放送を打ち切られる弊害があったものの、キー局における放送は1年1か月の放送期間を全うした。キー局での本放送終了後には、TNCやTSSなどの途中で打ち切りとなった系列局でも全話分の再放送が行われた。1回目の時間帯移動の際に『ぼくパタリロ!』と改題されている。当時のアニメ誌で「パタリロ!」の名称がキャラクターの名前とはわかりにくかったこと、また改題を機に脚本を少し児童向けにシフトさせる旨が語られていた。アニメ版については『さすらいのパタリロ』とも呼ばれたというエピソードもある。これは放送時間帯の移動が頻繁に行われたことから、いつの間にか付けられた俗称であるが、アニメの放送終了間際の時期にラジオ番組『アニメトピア』において『さすらいのパタリロ』との名称の続編について語られたことで『さすらいのパタリロ』との語が広く知れ渡り(ただし、続編の名称とその噂はそのオンエア以前から存在していた)、それと共に「そのようなタイトルの企画が存在したらしい」と誤認されたためである。また、この続編企画そのものについては当時のアニメ雑誌でもスタッフが否定している。2度の時間帯移動に関して、開始当初からの時間帯、また移動先の各時間帯それぞれでも放送回数を重ねるに連れて、それなりに安定した視聴率を記録していた事実をアニメ誌でスタッフがコメントしている。『ぼくパタリロ!』最終回の本編終了後に劇場版公開の告知がなされた。『パタリロ! スターダスト計画』1983年7月10日公開作品。同時上映はシブがき隊の映画『ヘッドフォン・ララバイ』。単行本第5巻に収録された「スターダスト」を原作にした作品。当時はOVAも存在しなかった時代であり、メディア展開の一環として『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』などのように放映終了後に映画化された。基本的には原作に忠実だが、原作と異なり、アニメのオリジナルで人間のシュゲルグ博士が登場し、彼が国際ダイヤモンド輸出機構No.1の正体という事になっている。またラスト近くで、(連載当時にはなかった時間跳躍能力を使って)スターダスト計画を阻止するためパタリロが7世と10世の力を借りる「パタリロ大集合」の展開も盛り込まれている。上映時間は48分。当初はもっと長い作品として製作されていたが短縮されたため、制作期間に余裕が出来た旨がアニメ誌で語られていた。アニメ誌において「ドラえもんと比べると…」という東映サイドのコメントがあり、また作者自身「ポシャった」と語っているので興行的には芳しくなかった模様である。ただし、本作は上映規模があまり大きい作品ではない。同名タイトルの舞台化作品が、2016年12月に紀伊國屋ホールにて上演予定。脚本は池田鉄洋、演出はコンドルズの小林顕作。2013年2月23日に開館した「新潟市マンガの家」(新潟県新潟市中央区)では、同県出身者である魔夜の作品に関する展示が「ギャグマンガゾーン」にて行なわれている。

出典:wikipedia

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