日本の記念切手(にほんのきねんきって)では日本で発行された国家的行事などを記念して発行される郵便切手について記述する。記念切手とは郵便局や販売期間、枚数に定めのない普通切手とは異なり一定枚数のみ印刷され、場合によっては販売される郵便局や販売期間、郵便に使用できる期間までも制限されるのが特徴がある。同様な切手としてキャンペーンや文化財の紹介国家的宣伝などの意図をもって発行される特殊切手があるほか、ふるさと振興を目的に発行されたふるさと切手、年賀郵便に使用される目的の年賀切手などもある。日本では当初は記念切手を「紀念切手」と呼称していた。これは「記念」には「かたみ」の意味があり、これを避けたためだといわれている。しかし大正から昭和にかけて文部省(当時)で「記念」の語を使うようになったためこれに倣い、現在と同じ「記念切手」という表記が使われるようになった。日本最初の記念切手は、1894年3月9日に発行された明治天皇銀婚記念(2銭と5銭の2種)である。日本では昭和時代初期まで記念切手は数年に一度しか発行されていなかった。記念切手は2種または4種のセットで発行され天皇即位・立太子の礼など皇室関係の慶事を記念したものや明治神宮や伊勢神宮などの国家神道に関係するものが主であったが、第一次世界大戦終結を祝う平和切手や第15回赤十字国際会議の記念切手なども発行されていた。第二次世界大戦後は毎年のように発行されるようになり、現在では毎年数十種前後の記念切手が発行されている。日本で発行された記念切手に関する一覧である。特殊切手については日本の特殊切手一覧を参照のこと。また一見すると特殊切手のように思われる切手趣味週間や国際文通週間もあるが、一覧については個々を参照のこと。また毎年発行されていた国民体育大会記念と国土緑化も別表にしている。なお、切手名には現在における通称になっている場合もある。また"S"は小型シートの略である。
出典:wikipedia
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