ホソバワダン(細葉海菜、"Crepidiastrum lanceolatum")は、キク科の多年草である。近縁種のワダン "C. platyphyllum" より葉が細いことから命名された。分布は島根県・山口県の日本海側から沖縄、朝鮮半島南部・中国の海岸の岩場から山裾にかけて生育する。高さ約20~30cmで、地表面にロゼット状の葉を広げ、長さは20〜30cmに達する。長楕円形のものと羽状に深裂した葉の2形がある。基部から多くの茎を出し、太く木化する。花は10〜11月に、黄色の舌状花を約12個もつ頭花を散状に開く。2〜3.5cmほどの痩果になる(冠毛は3〜5mm)。近縁種のアゼトウナ "C. keiskeanum" に酷似しているが、ホソバワダンは葉が茎の基部を抱くことから区別できる。強い苦味を持ち、沖縄県では、葉をニガナ(ンジャナ)の名で食用としている(日本に自生するニガナ "Ixeris dentata" は別種)。
出典:wikipedia
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