ロールキャベツ()は、洋食のひとつ。挽肉に微塵切りした野菜などをまぜてつくった具を、湯通したキャベツの葉一枚を使って俵型に巻いたものを煮込んで作る料理である。起源は、1世紀頃からアナトリア半島で食べられていた「ドルマ」という料理である。これはブドウの葉で肉や米などを包んで煮込むもので、現在でも人気のあるトルコ料理である。これが15~16世紀にヨーロッパに伝わり、形を変えながら現在のロールキャベツになっていったものと考えられている。日本には明治28年(1895年)刊行の「女鑑」に「ロールキャベーヂ」として紹介されているものが初見とされている。一枚ずつきれいにはがし、湯通しして柔らかくし、水気をきったキャベツの葉で、挽肉、タマネギとニンジンの微塵切り、食塩、コショウ、ナツメグなどをまぜてつくった具を、俵型になるように巻く。葉の終端はつまようじなどでとめる。さらに薄切りのベーコンを巻きつける場合もある。これをブイヨン、トマト味のスープ、ホワイトソースなどで煮込んで作る。具材や味付けに若干の差異があるものの、世界中の多くの国で食べられている。東欧やアラブでは米を入れて作ることも多い。日本独自のものとして、かんぴょうで結び、そのまま食べられる事があげられる。またおでんの具材として和風の出汁で煮込むというものがある。また、家庭料理としてのロールキャベツにはウスターソース、トマトケチャップ、醤油などをかけて食べる場合もある。塩蔵乳酸発酵させたで作る「サルマーレ」はルーマニアの代表的な家庭料理である。
出典:wikipedia
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