「地上の星/ヘッドライト・テールライト」(ちじょうのほし / ヘッドライト・テールライト)は、中島みゆきの37作目のシングル。2000年7月19日に日本で発売された。NHK『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』の主題歌として作られた。また、同番組のエンディングテーマにはカップリング曲の「ヘッドライト・テールライト」が起用されている。同番組の主要な視聴者である中高年を中心に、幅広い支持を得るに至った。2005年12月28日、中島は『プロジェクトX』の最終回に出演し、スタジオで「ヘッドライト・テールライト」を熱唱した。この2曲は元々アルバム『短篇集』にのみ収録される予定だったが、『プロジェクトX』を見た(曲を聴いた)ファン等からのシングル化の要望を受け、急遽シングルカットが決まった経緯がある。同アルバムの他、ベスト・アルバム『Singles 2000』にも収録されている。『第56回NHK紅白歌合戦』の「スキウタ」アンケートで紅組7位にランクインした。オリコン調査による累計売上枚数では、1994年に発売された「空と君のあいだに/ファイト!」に次ぐ、自身2番目の売り上げとなっている。オリコン集計で100万枚を突破しているが、当時、ヤマハミュージックコミュニケーションズが日本レコード協会非加盟社であったため(後に加盟)、ゴールド等の認定は受けていない。『COUNT DOWN TV』のトップ50入り週歴代1位(111週)も果たした。2008年には、「地上の星」がサントリーの缶コーヒーブランドであるBOSSコーヒー『地上の星編』のCMに起用された。そのCMは大杉漣がトンネル工事の現場監督役で、作業員に扮したトミー・リー・ジョーンズと共に、『プロジェクトX』で取り上げられた黒部ダムでトンネル掘削工事に挑む。大町トンネル建設を真似た映像になっている。その後2015年には『ヘッドライト・テールライト』が『ヘッドライト・テールライト編』として起用された。「地上の星」はテンポがBPM100程度であるため、一次救命処置の講習会などでは心臓マッサージの際のリズムとりに有効な曲として紹介される事がある。これは、心臓マッサージを1分間に100回の速さで行うことが望ましいとされているためである。また、テレビ番組で『地上の星』や『ヘッドライト・テールライト』を流し、『プロジェクトX』風の演出をする場合もある。2000年7月31日、オリコンシングルチャートに初登場で15位にランクインした。97週目には100位になることもあったが、2002年末に『NHK紅白歌合戦』で歌われた効果で130週目で1位を獲得し、発売以降174週連続でオリコンシングルチャート100位圏内チャートインを果たした。『プロジェクトX』の最終回後の2006年1月16日には、2004年2月2日以来のオリコンシングルチャート100位圏内返り咲き(66位)を達成した。通算オリコンシングルチャート100位圏内チャートイン記録を183週に延ばす。また、本作がオリコンシングルチャートで1位を獲得することで、中島は1970年代の「わかれうた」(1977年)、1980年代の「悪女」(1982年)、1990年代の「空と君のあいだに」(1994年)、「旅人のうた」(1995年)、そしてこの曲と、4つの西暦10年代に亘ってのオリコンシングルチャート1位という記録を達成した。この記録を持っているのは同一名義では中島と後に達成するサザンオールスターズの2組である(異なる名義を含めば松任谷由実が達成している)。全曲 作詞・作曲:中島みゆき、編曲:瀬尾一三
出典:wikipedia
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