アロンゾ・シドニー・パウエル(Alonzo Sidney Powell , 1964年12月12日 - )は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州サンフランシスコ出身の元プロ野球選手(外野手)。右投右打。日本でのニックネームは「ゾウさん」。現在のプロ野球選手がよく使用する打撃時の肘充て(エルボーガード)を初めて使用した選手でもある。にサンフランシスコ・ジャイアンツと契約。にモントリオール・エクスポズでメジャーデビュー。にシアトル・マリナーズでメジャー再昇格。5月、マリナーズ傘下のAAA級カルガリー・キャノンズから中日ドラゴンズに入団し、来日。当初は日本の投手の変化球に対応できず低迷したものの、徐々に適応しその打棒を存分に発揮。同年は規定打席不足ながら打率.308をマーク。は規定打席に到達し、打率.317。からには外国人選手初の3年連続首位打者を獲得。膝の故障からには打率.253と低迷し、同年限りで退団。、阪神タイガースに移籍。シーズン当初は4番で起用されるが往年の力はなく、出番は徐々に減少。新人の坪井智哉の台頭もあり、夏場以後は代打中心の起用となる。前年同様スランプに陥り打率は7月以降急降下、8月に解雇され、帰国した。これで阪神の外国人選手がシーズン中に解雇されたのはのスコット・クールボー、グレン・デービス、のマイク・グリーンウェルに続き3年連続となってしまった。日本球界を去った後は、トロント・ブルージェイズ、ニューヨーク・ヤンキース、コロラド・ロッキーズ傘下のAAA級球団を始め独立リーグでもプレーし、その後引退した。引退後はシンシナティ・レッズ傘下のA級デイトン・ドラゴンズの監督、レッズ傘下のAAA級ルイビル・バッツの打撃コーチ、マリナーズ傘下のAAA級タコマ・レイニアーズの打撃コーチなどを経て、5月9日、打撃不振による前任者の解任を受けてマリナーズの打撃コーチに就任。より再びタコマの打撃コーチへ復帰。からサンディエゴ・パドレス、からはヒューストン・アストロズの打撃コーチ補佐に就任した。自身の中日時代の応援歌(山本リンダの『狙いうち』)は、かつて在籍していたゲーリー・レーシッチの応援歌を受け継ぎ、その後は中日のチャンステーマとして使用されていた。また、1997年に応援歌が変更され、この応援歌も同様に後々まで中日のチャンステーマとして使用されている。星野仙一の鉄拳制裁と称した暴力行為には前々から不満を持っており、1997年のシーズン中に星野が打ち込まれたリリーフ投手に殴るなどの激しい暴行を加え、病院行きになるほどの怪我を負わせた翌日、「自分がそんなに強いと思うなら、私を殴ったらどうだ。救急車で病院行きになるのはあなたのほうだぞ。これ以上、ほかの選手を殴るのはやめてくれ!」と訴えたという。その一方で、「普段は優しい人」「私やダネルに“何か必要なものはないか”と尋ねてくれたり“たまには外国人どうしで食事にでも連れて行ってやってくれ”と費用を出してくれたりした」「勝利に対しては貪欲な人。どんなことをしてでも勝ちたいという思いの強い人だったのだろうが、私は好きだった」「(前述のような星野との確執について)いろんな人から訊かれるのだが、そのようなことは本当に一度もなかったんだ」とも語っている。
出典:wikipedia
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