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関西空港線

関西空港線(かんさいくうこうせん)は、大阪府泉佐野市の日根野駅から同府泉南郡田尻町の関西空港駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(幹線)である。大阪湾の泉州沖に浮かぶ関西国際空港への空港連絡鉄道である。日根野駅で阪和線から分岐し、大阪方面から同線を経由して空港アクセス列車が乗り入れている。全長3,750mの関西国際空港連絡橋を渡るりんくうタウン駅 - 関西空港駅間は、ホーム部など両駅構内の一部を除き南海電気鉄道(南海)空港線と線路を共用している。JR西日本のアーバンネットワークの路線に含まれており、ラインカラーは同社のコーポレートカラーである青()が設定されている。路線記号は S 。路線名称が南海が「空港線」、JRが「関西空港線」と異なるのは、JRについてはほかにも空港が近くにある路線があるので「空港」を限定する必要があるため、と開港前に報道されていた。南海が管轄しているりんくうタウン駅をのぞき、全区間をJR西日本の近畿統括本部が管轄している。また、全線が旅客営業規則の定める大都市近郊区間の「大阪近郊区間」およびIC乗車カード「ICOCA」の近畿圏エリアに含まれている。起点の日根野駅を出て線内唯一の踏切である日根野南一踏切を過ぎると、左側に吹田総合車両所日根野支所を見ながら高架線に入り、右側に大きくカーブをしながら阪和線の上り線と府道大阪和泉泉南線を乗り越え、灌漑用のため池2か所を渡ると、地平上を通る国道481号および高架上を通る関西空港自動車道が左後方から近づいてきて並走を始める。この右カーブの途中(ため池を渡る高架橋上)には、架線の吊架方式がシンプルカテナリー式から高速走行に適したコンパウンドカテナリー式に切り替わるセクションがある。しばらくは眼下に田園地帯と住宅地の錯雑が見られるが、この付近はかつて戦時中の明野陸軍飛行学校佐野分教所(のちの大日本帝国陸軍佐野飛行場)や、戦前に熊野街道沿いに広大な社地を有していた移転前の蟻通神社のあった場所であり、飛行場廃止後に開発された周辺の田園地帯は非常に整然と区画されている。やがて国道26号を越えるとさらに高度を上げ、高架の南海本線を高々架で乗り越えると、左前方にはりんくうプレジャータウンSEACLEの大観覧車の全景が、右前方にはりんくうゲートタワービルの全景が見え始める。この周辺では田園風景は姿を消して住宅密集地となる。高架のまま徐々に高度を下げながら、右側から近づいてくる南海空港線の上下線に挟まれて並走を始めたところで島式2面4線のりんくうタウン駅に到着する。南海との共同使用駅であるりんくうタウン駅は内側2線をJRが、外側2線を南海が使用しているが、同駅を出ると両社の線路が合流し、大阪湾を渡る2層構造で、在来線の鉄道橋としては最長の関西国際空港連絡橋の下層を轟音を立てながら渡る。関西国際空港島に入ると高度を下げ、大きく左にカーブしながら島内アクセス道路の間にある掘割部分を進み、南海の線路が左側へ分岐して終点の関西空港駅に着く。早朝・深夜の一部の列車をのぞき、日根野駅から阪和線天王寺・大阪環状線京橋方面へ直通運転が行われている。特急列車は「はるか」が運転されており、1994年9月4日から運転を開始した。2015年3月14日現在、1日24往復、日中1時間あたり上下各1本が運転されている。運転開始当初は、京都駅・新大阪駅 - 関西空港駅間(京都駅 - 新大阪駅間の一部は臨時列車)で運転されていたが、1995年に草津駅発着列車が、2003年から米原駅発着列車も設定された。関西空港線が開業した1994年6月15日から関西国際空港が開港する同年9月3日までは、暫定的に天王寺駅 - 関西空港駅間を結ぶ阪和線直通の快速と、日根野駅 - 関西空港駅間の線内で各駅停車の普通が上下各33本運転されていた。関西国際空港が開港した同年9月4日以降は快速・普通に代わって、関空快速が大阪環状線(多くは京橋駅発着)または大和路線(関西本線)JR難波駅 - 関西空港駅間で、各駅停車の「シャトル」が日根野駅 - 関西空港駅間の線内で朝と深夜のみ運転されている。なお大阪環状線・大和路線・阪和線から関西空港駅に乗り入れる各駅停車はない。2008年3月15日のダイヤ改正により、関空快速のJR難波駅発着が廃止されて日中は全列車が大阪環状線へ直通するようになり、平日ダイヤの朝ラッシュ時には直通快速も運転を開始した。このほか、1995年4月20日から1999年5月9日までは定期列車の関空特快「ウイング」が、1995年12月から1999年1月までは臨時列車として姫路駅 - 関西空港駅間で特別快速「ウエスト関空」も運転されていた。2010年度の1日あたりの平均利用者数は18,006人である。年間の利用者数は1996年度の約943万人をピークに減少しており、重症急性呼吸器症候群 (SARS) の発症が確認された2003年度で一度は下げ止まったものの、その後日本において新型インフルエンザの発生が確認された2009年度が最も少ない約649万人となっている。南海空港線と比較した場合の2010年度のシェアは約55.6%で、関西国際空港のアクセスとしてはJRが約39.6%、南海が約31.6%、リムジンバスが約26.4%、旅客船が約2.4%となっており、JRの利用者数は開業当初の1994年度をのぞいて一番多い。全列車が吹田総合車両所日根野支所に所属する電車で運転されており、関空快速・直通快速・シャトルは223系0・2500番台、225系5000・5100番台が、特急「はるか」は281系が使用されている。全線で加算運賃が設定されている(2014年4月1日改定時で日根野駅 - りんくうタウン駅:150円、りんくうタウン駅 - 関西空港駅:170円、日根野駅 - 関西空港駅:220円)。南海と線路を共用しているりんくうタウン駅 - 関西空港駅間はJR・南海どちらを利用しても運賃は370円で同額であり、りんくうタウン駅から関西空港駅への普通乗車券であれば南海の乗車券でもJRに乗車することもできる。ただし、スルッとKANSAI対応カードでJRに乗車することはできない。なお、電車特定区間ではないため、電車特定区間と通しで乗車する場合でも幹線運賃が適用される。日根野駅と関西空港駅はJR西日本の直営駅である。りんくうタウン駅は南海電気鉄道の管轄駅であるが、ジェイアール西日本交通サービスに業務委託されたみどりの窓口も設置されている。

出典:wikipedia

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