LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

エル・ドラード

エル・ドラード(西:El Dorado)は、南アメリカのアンデス地方に伝わる黄金郷(おうごんきょう)にまつわる伝説である。転じて、黄金郷自体を指す言葉としても使用される。大航海時代にヨーロッパ人の間で広まった噂である。エル・ドラードとはスペイン語で「金箔をかぶせた」、または「黄金の人」を意味し、16世紀頃までアンデス地方に存在した()の儀式が基になっている。この地方では金の採掘と装飾技術が発達し、コロンビアの首都ボゴタより北に57キロメートルの所に、山に囲まれたきれいな円形の湖である。このグアタビータ湖では、その土地の首長が全身に金粉を塗り儀式を行う風習をもっていた。大航海時代にスペインのコンキスタドール達がこの噂を聞き、話に尾ひれがついて、アマゾンの奥地に黄金郷があるという伝説となった。最後に儀式が行われたのは16世紀初頭だったが、伝説は約300年間、ヨーロッパ人の間を彷徨った。18世紀後半まで世界地図にも描かれ、実在が信じられていた。しかし19世紀初頭、アレクサンダー・フォン・フンボルトによってアンデスやアマゾンは踏破され、地図上からは消し去られた。1801年、アレクサンダー・フォン・フンボルトもこの湖に立ち寄り、ムイスカ族とグアンタビータ湖に関する記録を残している。今日、グアタビータ湖の黄金探査は政府により禁止されている。この湖は標高3100メートルという高地に位置し、生息する多くの珍しい動植物を観察することができる。しかし、余りに多くの人たちがハイキングやキャンプに訪れたため、環境破壊が深刻化した。そのためにクンデナマル県の地域自治団体が2002年湖周辺への立ち入りを禁止した。3年後の2005年、状況の改善に伴い一定の条件の下で観光客の受け入れを再開した。2006年5月、地域自治団体の職員が、観光道の補修をしていた時、地表からわずか15センチメートル下から素焼きの器に入った黄金製品を見つけたというニュースが報じられた。ただし、ヨーロッパ人が想像したエル・ドラードではなかったが、コロンビアには前述のチブチャ文化以外にもかつては、タイロナ文化、シヌー文化が繁栄し、またペルーにはチャビン文化を継承した北海岸のモチェ文化、シカン王国、チムー王国に見事な金製品を生み出した技術が存在していたことが明らかになっている。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。