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ぷよぷよBOX

『ぷよぷよBOX』(ぷよぷよボックス、PUYO PUYO BOX)は、2000年12月21日に株式会社コンパイルから発売されたPlayStation用ゲームソフト。同社の落ち物パズル『ぷよぷよ』シリーズの20世紀における総集編的なタイトルで、コンパイル開発の『ぷよぷよ』としては最後の作品となった。なお、コピーライトには同シリーズの版権を持つセガの社名も併記されている。初代『ぷよぷよ』から『ぷよぷよ〜ん』までの4作品を総括したタイトルであり、4作品のルールを混ぜて対戦する「ごちゃまぜぷよぷよ」やRPG風の「ぷよぷよクエスト」など、複数の異なるモードを収録したオムニバス形式の作品となっている。また、メガドライブ版の『ぷよぷよ』と『ぷよぷよ通』をベースに移植した「復刻盤」も収録されており、特に初代『ぷよぷよ』はPlayStationでは初登場となった。本作は『ぷよぷよ通』のデザインやゲームシステムを基本としており、『ぷよぷよSUN』以降のような使用キャラクターの選択や個別連鎖ボイスなどはなく、画面や演出はシンプルなものになっている。画面のレイアウトも『ぷよぷよ通』に近く、1人用のモードでは敵の顔グラフィックが画面中央に表示され、表情が変化する。また、同じPlayStation版の『ぷよぷよ通 決定盤』や『ぷよぷよ〜ん カーくんといっしょ』には4人対戦モードが搭載されなかったため、PSでは本作が初めて4人対戦可能となった。4人対戦用モードでは画面下半分を4分割して小さいぷよが降ってくるという、ドリームキャスト版『ぷよぷよ〜ん』の4人対戦に近い画面形式を採用している。使用されている音楽のほとんどはメガドライブ版『ぷよぷよ』『ぷよぷよ通』とPlayStation版『わくぷよダンジョン決定盤』からの流用だが、一部本作オリジナルの楽曲も存在する。「20世紀最後のぷよ決定盤」という謳い文句の通り、多数のモードを搭載している豪華な作品だが、その反面、PlayStationで発売された他のシリーズよりも操作性が多少重いこと、ボイスがメガドライブ版の流用で音質が悪いこと、登場キャラクターは多いが敵として登場するのみでデモがほとんどないこと、などの欠点も見られる。2つの「復刻盤」はどちらもメガドライブ版の内容を再現したものがベースだが、移植の際に細部で変更が加えられ、敵キャラクターの思考ルーチンや演出、効果音などの一部差し替えが行われている。それぞれのオプションの項目内容はメガドライブ版とほぼ同じだが、サウンドテストの項目ではBGMを聴くこと以外の操作(BGM以外の効果音やボイスの再生、再生方法変更など)が削除され、当時の没曲も選択できなくなっている。また、「復刻盤」でのぷよの回転方向のボタン操作は『BOX』自体の総合オプションでの設定には影響されず、それぞれの「復刻盤」内のオプションで別々に設定する。メガドライブ版では2P側(右側)からも「ひとりでぷよぷよ」をプレイすることができたが、本作の1人用モードはすべて1P側(左側)からのみプレイ可能となり、2P側のコントローラは「ふたりでぷよぷよ」での対戦時と「とことんぷよぷよ」での同時プレイ時のみに使われる。この他、タイトル画面で放置した際に流れていたコンピュータ戦のデモプレイも削除されている。「ぷよBOX」は、本作のメインとなるモード。3種類のゲームモードが存在するが、プレイ人数によって「ひとり」「ふたり」「みんな」に分かれており、さらにその中のそれぞれで選べるモードが異なる。連鎖ボイスは「ぷよぷよ通 復刻盤」のものがそのまま流用されているため、『ぷよぷよ通』と同じく1Pおよび3Pがアルルの魔法ボイス、2Pおよび4Pがアルルのダメージボイスとなっている。ただし、1連鎖目で相手におじゃまぷよを送り込めない状況では1連鎖目のボイス(「えいっ」「いてっ」)が流れなくなっている。これは、元々はアーケード版『ぷよぷよ通』で1連鎖目のボイスが搭載された際に採用を見送られた仕様であり、本作で実現することになった。また、敵キャラクターの登場・敗北時、試合決着時のボイスはない。「ぷよBOX」内の各モードの詳細については以下の節を参照。1人用のモード。アルル・ナジャを主人公に据えたRPG風のモードだが、エンカウントする敵との戦闘形式がすべてぷよぷよ勝負となっている。このモードにしか登場しない敵キャラクターもいる。マップは2D見下ろし型。通常のRPGと同じく、町の住民と会話したり、ダンジョンを進んでいくことでストーリーが進行していく。フィールドやダンジョンを歩き回っているとザコモンスターが出現し、ぷよぷよ勝負に突入する。大連鎖を決めて敵を倒せば経験値が多く貰え、早く決着を付けるほど多くのお金が手に入る。経験値を貯めてレベルアップすれば攻撃力などのパラメータが上昇する。ランダム戦闘からは逃げることもできるが、逃走に失敗すると強制的に戦闘になる上におじゃまぷよ数段のペナルティがある。また、ダンジョンの奥にはボスモンスターも存在するほか、特定の条件を満たせば町の住民の一部にもぷよ勝負を仕掛けることができる。戦闘に負けた場合は体力を示すハートを1つ失い、全てのハートを失うとゲームオーバーとなる。失ったハートは店などにある魔法陣で回復できるほか、特定のアイテムを入手することで最大値を増やすことができる。また、町にあるショップやダンジョン内の宝箱などからは装備アイテムを入手できる。装備品には攻撃力・防御力・素早さのパラメータアップの効果があるほか、属性として「ぷよの回転」や「NEXTぷよ」、「相殺」などのゲームシステムに関わる内容も設定されている。そのため、これらの属性を持つ装備を外した場合はそのシステムを使用できなくなってしまう。装備の攻撃力や防御力だけを重視しすぎると属性のバランスが悪くなり、ぷよを一切回せずNEXTも見えないなどの状況に陥るため、属性を考えて装備することが重要となっている。また、一部の装備品には獲得経験値を増やしたり色数を変えたりなどの特殊な効果も存在する。ダンジョン内には岩などの障害物がある場合があり、これらはアルルが杖で殴ることによって破壊できる。強力な杖を入手すれば、より硬いものを壊せるようになっていく。また、壷なども杖で壊すことができ、中にはアイテムやお金が入っている場合がある。シリーズ4作品のルールを混ぜたモード。「ひとり」「ふたり」「みんな」全ての人数モードで遊べる。ゲーム開始時に4種類のスタイル(ルール)から選択し、そのルールを使用して異なるスタイルのキャラクターと戦うことができる。このため、『ぷよぷよSUN』対『ぷよぷよ〜ん』など原作ではあり得なかった対決も行える。ただし、それぞれのスタイルは原作を完全再現したものではなく、それぞれの作品風のルールに近づけて調整を施したものとなっている。また、このモードは1人用とそれ以外で形式が異なっている。試合開始前に4つのスタイル(ルール)から選択し、「ぷよぷよ〜んスタイル」を選んだ場合は続けて使用特技も選択する。カーソルのデフォルトは「ぷよぷよ通スタイル」。「ひとり」では一度コンティニューするまで、「ふたり」「みんな」では設定本数を消化して試合に決着をつけるまで、スタイルおよび使用特技の途中変更はできない。それぞれが使用しているスタイルはNEXTぷよの付近に表示され、「ぷよぷよ〜んスタイル」の場合は特技ゲージも一緒に表示される。本作で搭載された新ルール。「ふたり」または「みんな」のみで選択可能な対人戦専用モード。「ごちゃまぜぷよぷよ」とは違い、ルールエディットはなく、コンピュータに操作を担当させることもできない。ゲームが始まると全員のフィールドに大量の色ぷよが降り、最下段には固ぷよに囲まれた宝箱が設置されるので、色ぷよや固ぷよを消しながら掘り進んで一番下の宝箱を目指す。宝箱の周囲でぷよを消すとおじゃまぷよのように宝箱を消すことができ、これを行うと相手のフィールドに相殺できない超大量のおじゃまぷよを送りつける。おじゃまぷよの発生レートが高く設定されているため、宝箱に頼らない自力連鎖で相手を倒すのは困難。ハンデは激甘から激辛の5段階から選べ、それによって最初に積もる色ぷよの高さが4段から8段まで変化する。デフォルトは中辛の6段。このルールは、2006年発売の『ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary』でもほぼ同様の内容で「はっくつ」ルールとして収録された。上記のほかにも、以下の2つのモードが収録されている。各「復刻盤」では、それぞれのメガドライブ版と同じキャラクターが登場する。ただし、「ぷよぷよ 復刻盤」ではハーピーとウィッチのぷよ消えパターンの演出が原作のような独自のもの(音符や星)ではなく通常のキャラクターと同じ消え方になっていたり、パノッティの負けポーズでは涙のぶつかる効果音が削除、「ぷよぷよ通 復刻盤」ではマスクドサタン戦の背景が独自のものになり1階延長戦と共通になるなど、一部の演出が変更されている。「ぷよBOX」モードでは『ぷよぷよ』から『ぷよぷよ〜ん』までのナンバリング4作品に登場したほぼすべての対戦キャラクターが登場するが、対人戦時のキャラクター選択や専用ボイスはないため、基本的に1人用モードでコンピュータが操る敵キャラクターとして登場するのみとなっている。また、『ぷよぷよ』シリーズでは本作が初登場となる敵キャラクターもいる。一部のキャラクター(主に『ぷよぷよ〜ん』でコスチュームがリニューアルされたキャラクター)は衣装が異なるバージョンが別キャラクター扱いで収録されている他、ドッペルゲンガーや同族モンスターなどの扱いでグラフィックを改変したバージョン違いのキャラクターを登場させているケースもある。対戦中の顔グラフィックは『ぷよぷよ通』で使われていたものが多く使用されているが、『ぷよぷよ通』に未登場のキャラクターは新たに顔グラフィックが描き下ろされている。本作より追加されたキャラクターは、ドッペルゲンガーシェゾ、ブラックキキーモラ、ダークウィッチ、サキュバス、ビーストドラコ、やきナスグレイブ、むほほ、グレイウルフ、バーニングソウル、メロウ、ウッドハンター、つじぎりモール。追加敵キャラクターのほとんどは既存キャラクターの色違いで、『魔導物語』や『わくわくぷよぷよダンジョン』など『ぷよぷよ』シリーズ以外の作品からの出典であるが、一部本作オリジナルのキャラクターもいる。本作の組ぷよは一部のモードで色の偏りが見られる現象が確認されている。例として、「公式戦」および「復刻盤」内のふたりでぷよぷよ・とことんぷよぷよで1手目と3手目、2手目と4手目の組ぷよの色が必ず同じになってしまうというものや、対戦時に特定条件下で1P側と2P側の組ぷよが一致しなくなるなどがある。

出典:wikipedia

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