名古屋市営バス鳴尾営業所(なるおえいぎょうしょ)は、愛知県名古屋市南区上浜町40にある名古屋市営バスの営業所である。最寄のバス停留所は鳴尾車庫であり、主に名古屋市南区・熱田区・港区南部・緑区南西部に担当エリアを持つ。名古屋市営バスで唯一、天然ガススタンドを設置している営業所である。"名古屋市営バス#高速バスも参照"高速道路区間を走るため、基本的にはシートベルト付きのNHが充当されるが、車両の整備の都合などによってはシートベルトのないNN(高速予備車)、NH(ETC付き)などの車両で運用されることもある。栄行きは名古屋高速の出入口の関係上、円上には止まらず、有松町口無池の次は東郊通三丁目となる。運行間隔は、平日朝ラッシュ時は15 - 25分間隔、データイム時は60分間隔、夕ラッシュ時は30分間隔で、土曜、日曜・休日は終日60分間隔。なお、高速道路区間利用の際は、運賃の他、10円が別に必要。なお高速道路が通行止めの際には高速料金は不要となる。1980年に運行を開始。当初は〔高速1〕(栄 - 森の里団地)のほか、〔高速2〕(栄 - 緑高校)という路線も存在したが、〔基幹1〕運行開始と共に同じような経路を結ぶ〔高速2〕は廃止となっている。終点の森の里団地では2013年4月1日に閉鎖された名古屋市交通局自動車整備工場(通称:大高工場)に隣接した回転場に発着する。森の里団地は本系統のほかに〔鳴子13〕と〔鳴海11〕も経由しているが、これらは回転場には入らず、さらに先の南大高駅まで向かう。平部 - 有松町口無池は〔鳴子13〕および〔有松12〕と同経路である。国道1号を経由し、途中の有松小学校バス停付近に名鉄有松駅があるが、当系統は〔鳴子13〕と同様に名鉄有松駅交通広場には乗り入れない。旧番号は〔33〕。現在のきらく橋経由の経路になったのは2004年の再編からで、それまでは堀川を渡るために名四国道(国道23号)を経由していた。また、かつては要町行きと鳴尾車庫行きをほぼ交互に運行していたが、減便に伴って要町行きが減らされ、2003年の再編ですべて鳴尾車庫行きとなっている。かつては現在の〔有松12〕と一つの路線をなしており、名古屋港 - 築地口 - 竜宮町 - 船見町 - 柴田 - 鳴尾車庫 - 大慶橋 - 左京山 - 有松町口無池という経路であった。全日とも、ほぼ終日毎時1本の運行。〔幹築地1〕の出入庫線という役割も担う。〔神宮16〕と〔南巡回〕は経路は全く同じである。昼間(8時台〜16時台)は南巡回系統を運行するが、2015年4月現在両系統の停留所に違いはない。朝の始発は〔出入〕と〔出〕、夜の最終は〔出入〕が運行される。2004年の再編までの〔南区〕で、神宮東門ではなく笠寺駅が起終点だった。ただし、笠寺駅が起終点になったのは1998年の再編からで、それまでは現在同様神宮東門を起終点にしていた。〔神宮16〕は〔南巡回〕が運行されない朝および夕方以降に毎時1本程度の運行。1994年の再編で新設された〔73〕(野並 - 森の里団地)を前身とする。このときは野並 - 鳴海山下 - 池上という経路であったが、1998年の再編で野並車庫経由に改められ、〔野並18〕となる。[支]は1998年の再編で一旦廃止になったが、2000年の再編で〔野並20〕として再び新設された。2003年の再編で〔野並18〕に統合されて支線となっている。[支]は〔要町11〕と同様に国道1号を経由し、途中の有松小学校バス停付近に名鉄有松駅があるが、当系統は名鉄有松駅交通広場には乗り入れない。南大高駅の開業に伴って2009年3月14日に、森の里団地発着系統が南大高駅まで延伸された。2011年の再編で野並 - 地下鉄鳴子北(元・野並車庫)が短縮され系統番号も〔鳴子13〕に変更された。[本]・[支]とも、平日・休日はほぼ毎時1-2本程度の運行となっている。昼間は交互に運行される。2011年の再編で〔大高12〕の本線(以下〔大高12・本〕)を滝の水公園から池上を経由して地下鉄鳴子北へ向かうように変更した系統である。全便ノンステップバスで運行される。〔大高12・本〕は2004年までは〔緑区〕を名乗っていた系統の本線で、もともとの経路は大高駅前(現・大高駅) ‐ 緑市民病院 - 鳴子町 - 鳴子みどりヶ丘 - 桃山住宅 - 徳重(現・緑文化小劇場)- 緑車庫という経路だったが、2000年の再編で区画整理事業が進んだ地区への乗り入れをすることになり大高駅前 - 緑市民病院 - 緑保健所- 鳴子みどりヶ丘 - … - 徳重 - 藤塚一 - 緑車庫という経路になった。さらに2003年、徳重 - 緑車庫間を鶴が沢経由にした上で終点も白土へ変更され、2004年からは昼間時は地域巡回バスの〔緑1巡回〕として運行されていた。なお、〔緑1巡回〕については〔徳重巡回〕も参照。また〔大高12〕の支線については〔緑巡回〕を参照平日・土曜・休日とも、ほぼ終日毎時1本程度の運行となっている。前身は〔63〕(地下鉄植田 - 島田 - 一ツ山三 - 相生山 - 野並車庫 - 池上 - 緑市民病院 - 花井 - 星崎)で、現在の〔鳴子11〕に当たる区間と一体的に運行されていた。1998年の再編で野並 - 星崎という経路になり系統番号も〔野並19〕となる。2009年4月1日の再編で、駅前広場の整備が完了した名鉄鳴海駅へ立ち寄るように経路が変更されると同時に半数ほどの便が鳴尾車庫まで延長され、2011年3月27日の再編で、野並 - 地下鉄鳴子北(元・野並車庫)が短縮されるとともに全便が鳴尾車庫まで延長された。なお〔63〕には星崎 - 野並車庫という出入庫支線があり、今回の再編でこの支線が復活した格好になっている。ただし野並営業所は本系統を担当しない。平日・土休日とも、毎時1本の運行。〔鳴子13〕・〔鳴子14〕の出入庫という役割も持つ。2011年3月の再編で新設された系統。平手から愛知県道220号阿野名古屋線をそのまま進んで豊明市方面へは行かず、大清水地区や姥子山地区を経由して有松駅へ向かい、有松駅前交通広場で折り返した後米塚交差点から鳴海団地へと向かう路線である。2013年4月からは、諸ノ木口を経由せず一部開通した新道を経由して大清水方面へ向かう経路となった。名鉄有松 - 鳴海団地はかつて名鉄バスが運行していた区間であった。同区間は素案では設定されなかったが、住民の要望によって見直され、延長となった。これに伴い鳴海団地の転回場が新設された(鳴海団地の転回場はかつて名鉄バスが鳴海住宅の転回場として使用していた)。運行本数は毎時1本程度。[折]は最終1本のみの運行である。緑文化小劇場 - 大清水では緑営業所への出入庫である〔緑.大清〕、敷田北 - 名鉄有松では〔有松11〕がそれぞれ補完している。当系統は緑営業所も担当しており、一部便はノンステップバスでの運行となっている。大府市との境界に近いJR南大高駅を起点とし、森の里団地・名鉄鳴海駅などを経由して南大高駅へ戻る、比較的短距離の循環路線である。地下鉄には接続しない。1998年の改編で、旧〔140〕の支線(要町 - 星崎 - 大慶橋 - 上汐田 - 大高町大根山)と旧〔74〕(野並 - 上汐田 - 森の里団地)がまとめられて〔野並17〕(野並 - 大高町大根山)という系統になった。2003年の改編で支線として野並 - 森の里団地間が復活し、さらに本系統はさらに名四国道(国道23号)をたどって終点が有松町口無池に変更になった。しかし、2004年の再編で〔緑2巡回〕が新設されると支線のほうが本数が多くなり、本系統は朝夕のみの運行となっていた。2009年4月1日の再編では、浦里5 - 中汐田間の経路が上汐田経由から駅前広場の整備が完了した名鉄鳴海駅へ乗り入れる経路に変更された。2011年の再編で野並への乗り入れを廃止して現行の経路となり、合わせて系統番号も変更となった。日中は2時間間隔で右回りと左回りが交互に運行される。朝夕は両回りとも毎時1本程度運行。緑区南部の大府市との境界にある有松町口無池を起点とし、北上して名鉄有松駅や中京競馬場付近の敷田北を経由し、名鉄中京競馬場前駅近くの太子を終点とする路線。地下鉄には接続しない。有松町口無池 - 愛宕西 - 三丁山 - 有松中町間は1998年の再編にて 〔大高11〕として営業を開始。当時は大高駅前 - 平部 - 有松中町 - 愛宕西 - 有松町口無池 - 幕山 - 平部 - 大高駅前の循環路線だったが、2001年の再編で大高駅前 - 平部 - 有松中町 - 愛宕西 - 有松町口無池のみの路線となった。その際、有松町口無池の転回場(大府市に存在)に新たに〔大高11〕専用のバス乗車場と降車場が設置された。その後、2003年の再編で有松駅 - 有松学校前 - 愛宕西 - 有松町口無池 - 幕山 - 有松駅と起終点を変更。〔大高11〕は廃止となり〔有松11〕に改組した。その際、回転場に存在していた専用のバス乗車場と降車場は 〔野並17〕 に転用した。現在の経路になったのは2004年の再編で、有松町口無池 - 幕山 - 有松駅部分は 〔要町11〕(現・〔有松12〕) が補完することとなった。なお、2004年再編半年前の2004年3月に有松駅 - 大清水間の名鉄バス路線が廃止になったため、当時の再編による当路線の変更は部分的ながらこれへの救済処置としての意味もある。なお、2005年3月頃からイオン有松ショッピングセンター(現・イオンタウン有松)の開業に伴う踏切北側交差点付近の通行規制のため、北行(有松町口無池→太子)の有松駅交通広場の乗り入れは中止となった(南行は引き続き乗り入れ)。但し、有松駅近辺には停車する(名鉄線踏切手前と駅北100mのダブル停車)。運行本数はほぼ終日毎時1本程度。地域巡回バスの一つ。金山バスターミナルは経由しない。2014年の再編で熱田西町(新設)、船方を経由するルートに変更され、地下鉄西高蔵を経由しなくなった。地域巡回バスの一つ。当系統は緑営業所でも運行を担当している。地下鉄には接続しない。2004年に新設された地域巡回バス〔緑2巡回〕(有松町口無池 - 南大高駅東 - 大高駅前(現・大高駅)- 平部 - 有松駅 - 郷前 - 有松町口無池)に〔大高12〕の支線(藤田保健衛生大学病院 → 緑市民病院 → 大高駅前 → 寅新田 → 大高駅前 → 藤田保健衛生大学病院)を結合する形で2011年に再編された。前身となった〔大高12〕の支線は、もともとは〔緑区〕(大高駅前 - 諸ノ木)というシンプルな経路だったが、2000年の再編で大高駅前 - 寅新田 - 大高駅前- 諸ノ木となり、2003年の再編で上記の経路に変更されていた。大高駅 - 寅新田 - 大高駅の経路は正確には大高駅→大高橋→三本木→折戸→砂畑→寅新田→己新田(読みは「みしんでん」)→大高町丸ノ内→三本木→大高橋→大高駅となっており、行き先を問わずこの向き(右回り)に循環する。2013年4月には、〔鳴子16〕や〔徳重13〕などと同様に一部経路が変更となり、大清水経由となった。主に〔新瑞14〕や〔金山19〕の出入庫。2002年4月にワイルドフラワーガーデンがオープンするまでは〔鳴.寮〕(鳴尾車庫 - 船見寮前)だった。出入庫系統としては運行本数がやや多めで、時間帯に偏りがあるものの平日朝は毎時2本程度、土休日の日中は毎時1本程度運行されている。停車する系統は以下の通り。括弧内は経由地点。
出典:wikipedia
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