ヒガシマル醤油株式会社(ヒガシマルしょうゆ)は、兵庫県のたつの市に本社を置く調味料を主とする日本の食品メーカーである。うすくち醤油の代名詞とも言える企業としてその名を知られる。社紋のデザイン「東に丸」を社名とする。工場は3か所とも、たつの市の市街地に位置する。近畿・西日本を地盤とするうすくち醤油の代表的企業としてその名を知られる。近年では主力のうすくち醤油のみならず、「うどんスープ」の他、「ちょっとぞうすい」「ちょっとどんぶり」と言った粉末の調味料もロングセラー商品として知られる。また個人商店レベルの豆腐店でも「ひややっこスープ」が取り扱われるなどしていた。近畿ではお馴染みのメーカーながら、かつては関東での知名度はさほど高くなくスーパー等の小売店でも品揃えが無い店が大半を占めていたが、近年の全国的な讃岐うどんブームによって「うどんスープ」の需要が拡大し、またその「うどんスープ」が讃岐うどん以外の料理にも重宝することを知るや、関東でも売上が上昇している。最近ではヘルシー志向の高まりから2008年に発売され、多量の食用油を使うことなく少量の油でフライパンでから揚げやとんかつなどをつくることのできる粉末調味料「揚げずにから揚げ」「揚げずにとんかつ」などの製品が評判になっている。社名・商標は、明治維新の折、前身である淺井醤油に龍野藩(播磨国)から払い下げられた、直営醤油醸造所「物産蔵」が、「東蔵」(揖保川の東側に蔵があったため)と呼ばれたことを由来としている。加えて太陽が東から昇るように、「社運が旭日昇天の勢いなれかし」の願いも込めて定められたものとなっている。たつの市内を南流する揖保川の中流域は、手延素麺揖保乃糸の特産地であり、そのため素麺つゆも充実している。創業は天正年間とされるが、現在へ至る正式な創業は1942年3月5日である。鹿児島県日置市にある飼料・製麺会社のヒガシマル、東京都中央区にある水産物や惣菜などの輸出入・販売業のヒガシマルインターナショナル、広島市に所在し「ヒガシマルソース」のブランドでウスターソースなどを製造するサンフーズはいずれも資本関係がなく、関連会社ではない。
出典:wikipedia
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