上田原駅(うえだはらえき)は、長野県上田市大字上田原字屋鋪田697-5にある上田電鉄別所線の駅である。駅番号はBE05。かつてはこの駅に電車区があったが、現在は下之郷駅に移っている。島式1面2線のホームを持つ地上駅。待合室が設置されている。上田原車両基地があった頃は駅員が配置され切符を販売していた。駅が現在の場所に移転されて以降も駅員が配置されていたが、下之郷駅が中間駅としての役割が強化されて更に当駅に自動券売機が設置されると平日朝夕のみ配置となった。別所線では全線でワンマン運転を実施しているため当駅では通常は進行方向1番前のドアしか開閉しないが、朝6時30分~8時30分の間の上田行きの電車は土日祝日年末年始を除きすべてのドアが開閉する。近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり。初代の上田原駅は青木線(本線)・川西線(支線)の分岐駅として開業した。二路線の分岐とはいえ路面電車の停留場であり、単線分岐で島式ホームが道路にあるだけの無人駅であった。現在の国道143号千曲バス上田原バス停付近に設けられていた。2代目の上田原駅は1927年、城下 - 上田原間が変則複線化された折に移転開業している。この時点ではじめて駅舎が設けられ、駅員配置駅となった。しかし青木線・川西線とも交換設備を設けたため、駅舎は線路より離れた国道143号沿いに建設された。ホームは高いホームと低いホームが1つずつ、両方持つホームが1つであった。両方もつホームは1938年の青木線廃止後も残存し、同線の数少ない遺構として知られていた。青木線廃止後駅舎は移築され、電車区・車両工場が設けられた。現在の上田原駅は3代目である。上田交通の電車部門時代の1986年に電車区・車両工場が下之郷駅に移されるのに合わせて移転開業。再び無人駅となった。線路の付け替えを行い、電車区の敷地の一部を用いて現在の駅舎・ロータリー・自転車置き場などが整備された。またこの時に旧青木線のホームが撤去され、電車区・車両工場跡地とともに売却された。同敷地には1995年に綿半ホームエイド上田原店が開店したものの数年で閉店、間もなく同店舗建物に万代書店長野上田店が開店したが、2012年1月9日に閉店した。2016年5月から建物はそのままにバリューブックス上田原倉庫となっている。
出典:wikipedia
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