常総市立図書館(じょうそうしりつとしょかん)は茨城県常総市水海道天満町字亀岡にある公立図書館である。モットーは「くらしに読書のよろこびを」。小規模な図書館ではあるが、絵本やCDの収蔵が豊富であると評価を得ている。ここでは敷地内にある二水会館(にすいかいかん)についても記述する。2013年5月現在。建物は三上清一の設計で、第1回日本図書館協会建築賞を受賞している。平成27年台風第18号に伴う平成27年9月関東・東北豪雨により2016年(平成28年)3月1日より仮設のプレハブの仮施設で業務を行っている。設置場所は市立図書館隣接駐車場。狭小な施設であるため、閲覧席はない。2014年(平成26年)6月、空調設備改修業者は常総市立図書館の設計図に「ひる石吹き付け」の文字を発見し、石綿を使用しているおそれが判明した。調査の結果、天井が石綿を含有していることが判明した。館内の空気中の濃度は0.3本/Lで大気汚染防止法の定める基準値10本/Lを下回っていたが、2014年(平成26年)7月16日より石綿(アスベスト)除去工事のため休館することになり空調設備改修工事と石綿除去工事が行われた。そして除去工事を終えて2015年(平成27年)3月17日に再開することになった。この間、常総市は休館中の代替施設は設置せず、周辺市町の公立図書館の利用を呼び掛けていた。2015年(平成27年)9月10日に平成27年台風第18号に伴う平成27年9月関東・東北豪雨により浸水し、所蔵する約15万点のうち約3万点が水で損壊し、建物も壁面等にカビが生じると共に床もたわむなど改修工事が必要となる被害を受け、休館となった。図書館が床上浸水していた当時、図書館の職員は常総市石下庁舎へ召集されていて、図書館にいなかった。その後、本館南側の駐車場に仮設の建物を設置して2016年(平成28年)1月に貸し出しのみで再開することの報道が朝日新聞によってなされた。実際には通常のプレハブ工法では本の重量に耐えられないことが判明したため基礎工事が長引き、3月1日からの開館となった。仮設の図書館は8月31日まで運用される予定である。1913年(大正2年)に、水海道町役場として結城郡水海道町字宝洞宿(現・常総市水海道栄町字宝洞宿)に建設された西洋風の近代建築。材木商の皆葉浦之助による設計で外観は2階建であるが、内部は平屋建である。随所に和風建築の要素が取り入れられ、明治・大正期の典型的な建築物と言える。1960年(昭和35年)の水海道市役所新庁舎完成後も、水海道市教育委員会の庁舎や公民館として活用されてきたが、1984年(昭和59年)に水海道市立図書館の中庭に移設された。1997年(平成9年)には文化財としての価値を評価され、国の登録有形文化財に登録される。現在は図書館で申請すれば、無料で展覧会等に利用可能である。また、そのモダンな外観はテレビドラマの撮影に用いられることもある。2009年(平成21年)には『仮面ライダーディケイド』のロケーション撮影が行われた。江戸時代より鬼怒川と小貝川の"2本の河川"(=二水)による水上交通で栄えた町の象徴的な存在であったことから命名された。
出典:wikipedia
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