利州（りしゅう）は中国にかつて存在した州。北魏により設置された西益州を前身とする。506年（正始3年）に利州と改称された。『隋書』によれば梁が勢力下に置いた際には黎州と一時期改称されたとある。隋朝が成立すると当初は利州が設置され4郡8県を管轄した。605年（大業元年）に廃止された沙州の平興郡が統合され11県を管轄するようになった。607年（大業3年）、郡制施行に伴い鳳州は義城郡と改称され下部に7県を管轄した。隋朝の行政区分に関しては下図を参照。

出典:wikipedia