養老町立高田中学校(ようろうちょうりつたかだちゅうがっこう)は、岐阜県養老町にある公立中学校である。在籍者は校区内の養老町立養老小学校・養北小学校・日吉小学校の三校出身者が大半を占める。3学年15学級あり、計520人が学ぶ。学校の公式HPは情報部が中心となって行われている。生徒への教育の一環として伝統的に、1年生には校内の芝生管理、2年生には学校脇を流れる御所川の清掃、3年生は花壇の管理を行っている。清掃や整備は人間性の形成や地道に活動することの必要性、自然とのふれあい等の観点で授業時間を割き活動している。特に特記すべき事項としては第2学年で行われる御所川の清掃がある。御所川は街の中心部を流れる異臭のするドブ川であるが、その中に生徒を入れ、清掃させることは子供たちに強い衝撃を与える。実際、生徒専用のつなぎが用意され、活動は行われている。始まりは昭和60年代といわれ、この頃は環境問題真っ盛りの時代であり、現在と比較しても酷い状態であったと考えられる。毎日の活動としては早朝、放課後に生徒たちが担当に分かれ、川の中に入ってゴミを回収している。この当番制の活動によって年々環境がよくなっており、現在は異臭もほとんどなくなっている。また、芝生は西濃地区一の面積を誇っている。近年は1年生が国立乗鞍青少年自然の家にて乗鞍岳登頂や高山市研修を通し、小学生からの脱却、集団生活、自主性の向上を目指している。2年生は国立若狭青少年自然の家で活動を行う。( 平成22年度の2年生の研修は国立美浜青少年自然の家 )1年生が山。2年生が海という構成になっている。3年生は平和学習の延長線上で広島で活動を行う。世界遺産原爆ドームの視察や広島平和記念資料館などを中心に原子爆弾の悲惨さを実際に見学し学ぶ。その後ユニバーサルスタジオジャパンに向かう。近隣の学校が軒並み東京都に修学旅行に向かうが、高田中学校は数年前から広島-USJが続いている。高田中学校では大切にしている7つの姿を"7つの伝統"と呼んでいる。伝統はろうそくの灯として受け継がれており、「生徒会」「合唱」「いしずえ」「部活動」「学習」「環境」「黙働」がある。2月の"継承と発展を誓う会"にて先輩から後輩へろうそくの灯が一人ひとりに渡され、幻想的な空間を醸し出す。伝統の灯は教師が決めているものではないので、生徒の意向によって追加されることがあれば、除外されることもある。高田中学校の校歌は、その名前の前に「愛」をつけた珍しいものになっている。また校歌とは別に「生徒会歌」というものが存在し、長年使用されていなかったが平成22年度に生徒の手により復活し、現在生徒会行事で使用されている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。