『砂ぼうず』(すなぼうず)は、コミックビーム(エンターブレイン発行)に連載のうすね正俊の漫画作品、およびそれを原作としたテレビアニメ。原作漫画は二部編成となっており、第一部は1巻から12巻までで『砂ぼうず編』、13巻以降が第二部で、砂ぼうずの弟子小砂を主人公とした『小砂編』である。月刊コミックビーム1997年2月号から連載を開始し、長期に渡り安定した連載を続けていたが第一部終盤あたりは休載が目立ちはじめ、第二部に突入してからは2005年8月号の掲載を最後に長期休載に入り、2009年10月号から再び連載が開始されるまで4年以上休載していた。連載再開後も2010年5月号までは8か月間継続して掲載されたが、その後再度の長期休載に入り、約3年ぶりとなる2013年5月号から執筆を再開している。なお、第一部と第二部ではコミックスの装丁が変えてあり13巻より『著者近影』『著者コメント』が廃止されている。「声」はアニメ版における担当声優。物語の主要な人物。金になる仕事なら、法律の許す範囲で何でも請け負う職業。主人公の砂ぼうずも西オアシスの便利屋組合「無限屋」に所属している。西オアシスの現政権と敵対する組織だが、組織と呼ぶにもお粗末な状態らしい。暗黒時代の科学技術で砂漠を緑化して環境を改善させることを提唱している。アニメ版では裏便利屋組合と言う組織に変更された。西オアシス政府の主流となっている組織。環境の回復は自然の流れに任せるべきだと主張しており、反主流派と対立している。砂漠の悪党や砂ぼうずの敵役達。政府から賞金が掛けられている人物も多い。盗賊は捕まると裁判抜きで死刑が確定しているほど、政府から敵視されている。2004年10月から中部日本放送・東北放送・北海道放送・RKB毎日放送ほかで放送された。ナレーションは大木民夫が担当。原作は、過酷な砂漠が舞台というだけあり、どうしても台詞や絵にかなり過激(残酷・卑猥ともに)なものが多い。アニメ版は、そのような過激な作品が多い各局深夜1 - 3時台の遅めの時間帯で放送されている。CMでのキャッチコピーは「萌えアニメに宣戦布告!」作品としての必要上、やむを得ず過激なシーンを出す場合は、砂ぼうずマーク(砂ぼうずの頭に血管が浮き出ているもの)で隠したり、黒ベタで覆い隠したり、セリフの一部に消し音(ピー音)をかけるなどの処理がされている。しかし、それらは規制を逆手に取ったギャグとしても演出されており、ある意味では、普段は殺伐としているがたまにコミカルにもなる原作の雰囲気に近い、とも言える。これらの表現規制は、「無修正版」と題し、DVD版では外され、本来の映像を見ることが出来る。DVDでは修正が入っていない。『インターネットラジオ 砂ぼうず』が音泉にて2004年10月7日から2005年6月30日まで配信された。パーソナリティは鈴木千尋・斎藤千和。
出典:wikipedia
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