三芳町（みよしまち）は、埼玉県の南部にある人口約3万8千人の町である。東京都特別区部への通勤率は25.5%（平成22年国勢調査）。地方交付税不交付自治体。町内を南北に国道254号（川越街道）及び関越自動車道が通る。町内に鉄道の駅は無いが、東部境界の至近に東武東上本線鶴瀬駅、みずほ台駅（いずれも富士見市）があり、住宅地として発展している。また、財政優良度が高く、2015年度は県内で戸田市と三芳町だけが地方交付税不交付自治体であった。埼玉県の町の中で最も南に位置し、かつ東京都に最も近い町である。ベッドタウンとしての開発発展も進みつつあるが、町内には柳沢吉保公ゆかりの三富（さんとめ）開発の地である「上富地区」もあり、川越芋の一大産地となっている。三芳市として単独市制を目指しているが、人口増加には交通面の充実が課題となっている。主に住宅地となっており、中央を国道254号（川越街道）が通る。また、淑徳大学埼玉キャンパスが所在する。町の東部に柳瀬川が流れている。主に住宅街が多い。最寄り駅は東武東上本線柳瀬川駅またはみずほ台駅で、当地区の一部は柳瀬川駅から徒歩圏内である。みずほ台駅前の通り沿い。最寄り駅はみずほ台駅。畑が多い。三富新田の一。名物さつまいもを作っている。町名は、伊勢物語からとられている。1889年（明治22年）の合併の際に三芳野村とする予定だったが、先行して他に同名の3村が埼玉県内に誕生しており、県から多すぎるために変更を求められ野を省き三芳村とした。なお三つの三芳野村は、その後合併で廃止されている。昔は川越藩が所有していたとされている。また、江戸時代には三芳町は何もない野原で所沢市民が作物の収穫用に使っていた町。しかしある人が「三芳町に住もう」と思い、開拓され、人が住めるようにが水が手に入らなかったから砂川堀が作られ柳瀬川から水を引いた。しかし三芳町は土地が高いため水は来なかった。今は砂川堀は下水として使われているが魚が泳いでいる。なお、町内には各有名企業の倉庫や流通センターが多く、特に印刷・出版関係が多い（例：楽天ブックス）。市外局番は町内全域が「049」。市内局番が「2XX」の地域との通話は市内通話料金で利用可能（川越MA）。収容局は川越三芳局、埼玉富士見局、大井局。郵便番号は町内全域が「354-00xx」である。町内に鉄道路線は無いが、後述のようにみずほ台駅、鶴瀬駅、ふじみ野駅等と路線バスで結ばれているほか、町域の一部は上述のように東武東上本線の駅から徒歩圏内である。かつては鶴瀬駅と当町との間に人車軌道を敷設する計画が存在した（三芳人車軌道）。タクシーの営業区域は県南西部交通圏であり、富士見市・所沢市・飯能市・和光市・川越市・東松山市などと同じである。

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