大紀町（たいきちょう）は、三重県中南部に位置する度会郡の町。隣町の紀北町との境には世界遺産熊野古道のツヅラト峠、荷坂峠を有する。宮川、大内山川、藤川、三ヶ野川、横谷川大紀町の錦地区は、元は志摩国英虞郡の一部であったが、 天正10年(1582年）紀伊新宮城主の堀内氏善により紀伊国牟婁郡に編入された。大宮町と大内山村から「大」を、紀勢町から「紀」をとって「大紀」と名付けられた。いわゆる合成地名である。なお、大宮町と紀勢町自体も合成地名である。※なお、衆議院議員選挙の選挙区は「三重県第5区」、三重県議会議員選挙の選挙区は「度会郡選挙区」（定数：2）、となっている。また、町民一人当たりにおける地方債地方債現在高は919351円と29位の川越町(86551円)と大きな開きを持ち県内1位となっている。以上のことから、同町の財政は非常に厳しい状況にあると考えられる。旧大内山村では酪農が盛んである。大内山酪農農業協同組合が発売する「大内山牛乳」は、三重県をはじめとする東海地方ではブランド牛乳として知られている。（2015年2月現在）各郵便局にゆうちょ銀行のATMが設置されており、★印の郵便局ではホリデーサービスを実施。※大紀町内の郵便番号は、旧大宮町域が「519-27xx」、旧紀勢町域が「519-28xx」（ただし錦は「519-2911」）、旧大内山村域（大内山村当時は大字無し）が「519-31xx」となっている。ただし、役場への最寄駅は大台町にある滝原駅である。

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