『アリーテ姫』(アリーテひめ)は、2001年公開の日本のアニメ映画。ヨーロッパ映画的なテンポと色彩を持つ。フェミニズム童話の最も成功した作品として知られる『アリーテ姫の冒険』を原作に、片渕須直が脚色した。この作品は、2001年7月21日に劇場公開されたSTUDIO 4℃の作品である。全105分。2000年12月東京国際ファンタスティック映画祭ではじめて上映された。公開当時の宣伝では、「構想8年、製作3年」と語られている。第1回「新世紀東京国際アニメフェア21」劇場映画部門優秀作品賞を受賞。塔の中の姫君と、彼女を連れ去る魔法使いの物語を描く。ストーリーは原作から大きく変更されており、原作のフェミニズム色は薄れている。原作の日本語版では「コンプリィ」「ワイゼル」と名づけられた登場人物を、英語版に近い「金髪の騎士」「魔女」というネーミングに戻し、また日本語版ではカットされていた、アリーテ姫が旅の道中で出合う農夫の娘を登場させるなど、原作本来の姿に対する配慮の姿勢も見られる。2002年12月にパリで、2004年に東京の日仏学院で、2007年11月にリールで上映されるなど、フランスとの関わりが深い。パリおよび日仏学院での上映では、いずれもジャック・コロンバ監督『ロビンソンと仲間たち』と併映されている。
出典:wikipedia
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