尼崎市立大庄公民館(あまがさきしりつ おおしょうこうみんかん)は、兵庫県尼崎市大庄地区にある公民館。かつては旧大庄村役場の建物であった。国の登録有形文化財。鉄筋コンクリート造、地上3階・地下1階の建築物で、完成当時は役場として使用されていた。公民館となった現在の内部には、ホール、実習室、学習室(旧貴賓室含む)、和室、図書コーナーなどがある。また旧貴賓室には、歴代大庄村長の肖像が掲げられている。市内に計2館所在する。阪神間モダニズムを代表する建築家である、村野藤吾の設計による。その作風から、以下の点などに特徴が見られる。本建築物は当初、村の建築技師が設計を担当していたが、1934年(昭和9年)の室戸台風による高潮被害で計画が一時中止。1936年(昭和11年)の再設計にあたり、村野藤吾が依頼を受けた。ちなみに建物に装飾された鳩やオリーブの木は、村野が水害からの復興を旧約聖書の「ノアの方舟」になぞらえたものと推測されている。建築後半世紀近くを経て行われた建物の全面改修後も、外壁タイルは建築当時の材料が忠実に再現され、旧貴賓室には当初のベニヤ板張りの内装が現存している。
出典:wikipedia
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