波田須駅(はだすえき)は、三重県熊野市波田須町にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線の駅である。紀勢本線全通後に増設された駅で、開業当初から無人駅である。熊野市駅の管理下にある。1961年12月、すでに全通した日本国有鉄道(国鉄)紀勢本線の新鹿駅と大泊駅の間に新しく開業した。当駅はその後の国鉄分割民営化による東海旅客鉄道(JR東海)への承継を経て今日に至っている。1面1線の単式ホームを有する地上駅である。交換設備を持たない簡単な構造となっている。駅舎は無く、ホームの東側(新鹿駅方)に待合所を併設した出入口がある。西側(大泊駅方)には大吹峠を抜ける大吹トンネルが、東側(新鹿駅方)には一つ短いトンネルをはさんで甫本トンネルがある。よって、当駅は両側をトンネルに挟まれた場所に位置している。普通列車のみが停車し、熊野大花火大会などの際に運転される臨時列車は一部が通過する。「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。波田須集落の南にある斜面の最下部に位置しており、斜面の上を通る国道311号からは細く曲がりくねった坂道を下らなければならない。東に向かって坂道を登ると、太平洋をバックに線路を見下ろすことができるポイントがあり、鉄道撮影の名所となっている。国道311号に沿って熊野市自主運行バスが「潮風かほる熊野古道線」を運行しており、「波田須小学校前」バス停が最寄りとなる。
出典:wikipedia
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