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マークシート

マークシートとは、筆記具で塗りつぶすための箇所が印刷され、その箇所を機械に読み取らせるように作られた紙である。マークカードとも呼ばれる。公務員試験、大学入試センター試験などの入学試験、運転免許(日本をはじめとした一部の国と地域)などの資格試験、採用試験における適性検査、公営競技の投票券、数字選択式の宝くじやスポーツ振興くじの購入、電子投票、アンケートなどに用いられる。マークシートを用いた記入方法や試験方法はマークシート方式と呼ばれ、またマークシート式、マーク式、マークセンス式と呼ばれることもある。マークシートおよびその読み取り装置は試験の採点のために開発され、パンチカード作成にも利用されるようになった。マークシートはコンピューターへのデータやプログラムの入力などに利用されることがある。マークシートは和製英語であり、英語では「OMR sheet」、「bubble sheet」、「OMR form」、「mark sense card」、特に解答用紙であるものを「OMR answer sheet」、「optical answer sheet」、「bubble answer sheet」と呼ぶ。「Bubble」(泡)とは円形または楕円形の塗りつぶす欄を指す。このシートを読み取る処理はoptical mark recognition(OMR;光学式マーク認識)と呼ばれる。筆記具で塗りつぶす記入欄が用紙に印刷されており、また読み取る位置を正確に機械に認識させるための指標となる印が用紙の一部に印刷されている。用紙の隅に切り欠きがあることがあり、この場合は読み取りの際に重ねられたマークシートの中で、向きや表裏が正しくないものを人が確認できる。読み取りには光学式マーク読取装置(OMR scanner 、あるいはoptical mark reader)が用いられる。読み取り時の光の乱反射による誤読を防ぐために白色度の低い紙が用いられる。1931年、アメリカ合衆国ミシガン州Ironwoodの高等学校の物理学の教師であるReynold B. Johnsonが、彼の生徒の試験を採点する電気装置の実験を始めた。その装置は、小さな電気回路を用いて解答用紙の上の鉛筆でつけたマークを検出するものであった。同時期、コロンビア大学教授でIBMの顧問であるBenjamin Woodが異なる方法で試験の採点を機械化することを模索していた。Woodはマークが薄いほど採点が不正確になることで苦闘していた。一方Johnsonは鉛筆のマークの多様さがもはや問題とならないような電気回路を製作し解決した。1934年、JohnsonはWoodに彼の装置の設計の説明を送り、Woodの推薦によってJohnsonはIBM Endicott Engineering Laboratoryに採用され、自動採点装置の開発に取り掛かった。1937年、IBMから初めて自動採点装置「IBM 805 Test Scoring Machine」が販売された。この装置の利用にあたっては、IBMにより「mark sense」カードと名付けられた用紙が使用された。用紙の上には750箇所の解答欄があり、IBM 805はそれに対応する750個の接触板を利用して鉛筆の芯の黒鉛の電気伝導性を感知した。この装置が最初に大規模に利用されたのは、販売前の1936年、New York Regentsでの試験であった。それに続く10年間に、SAT(大学進学適性試験)の管理団体でTOEFLやTOEICの開発元であるEducational Testing Service (ETS) が、このIBM 805の技術の使用を率先して行った。第二次世界大戦中には、新兵の配属先を決める多くの試験がこの装置を使用して電気的に採点された。1962年、IBMは電気伝導性感知方式にとって替わる光学式マーク認識 (OMR) を利用した採点装置である「IBM 1230 optical mark scoring reader」を開発し、1963年、IBM 805の販売は終了となった。IBMによる商用名である「mark sense」はエレクトログラフ (electrograph) の形式やシステムのための名称であったが、OMRとエレクトログラフのどちらの技術にも使われる用語となった。一方、同社の複数の機器を組み合わせることで、パンチカードをキーパンチ装置 (keypunch machine) を使用せずマークシートによって作成することが可能となった。以下はマークシートを利用する試験での回答方式の例である。「誤答は正答の得点から減点する」という採点方式もあり(学習院大学など)、アメリカの標準化試験にこの方式を採用しているものがある。

出典:wikipedia

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