『イブニング・ファイブ』(英称:"EVENING 5")は、2005年3月28日から2009年3月27日まで、TBS(JNN系列)で平日(祝日を含む)に生放送された夕方のニュースワイドショー・情報番組であり、デジタルハイビジョン番組でもある(地上デジタル放送のみ)。番組内には、夕方のJNNニュースにあたる、15年間放送された『JNNニュースの森』に替わる『JNNイブニング・ニュース』を1コーナーとして内包した【17:50 - 18:16、JST。以下、すべてJSTで表記】。“TBS平日ワイド大改編・夕の変”として、在京キー局としては最後発の17時台進出となった(タイトル名の由来も「夕方5時台」や、「夕方に5人のキャスター(当時)」から)。総合司会には笛吹雅子(日本テレビ系列『NNNニュースプラス1』→『NNN Newsリアルタイム』メインキャスター。当時日本テレビアナウンサー。後に夕方枠から降板)や安藤優子(フジテレビ系列『FNNスーパーニュース』メインキャスター)、小宮悦子(テレビ朝日系列『スーパーJチャンネル』メインキャスター。当時)など裏番組の人気女性キャスターに対抗すべく、今回の大改編によって終了した『ジャスト』より本枠2度目の登板となる三雲孝江と『ウォッチ!』よりコント赤信号のラサール石井が起用された。2006年秋改編で、次のようにキャスターが入れ替わった。9月1日には池田裕行と斎藤道雄が降板、代わりに9月4日に解説として杉尾秀哉が、『ニュースの森』以来2年ぶり3度目の夕方のニュース登板となった。同時に、スポーツニュース担当の藤森祥平が、池田の後任でニュースの担当となった(スポーツニュースも引き続き担当)。元スポーツ選手の女性キャスターは廃止された。2007年7月18日と2008年5月7日には、『水トク!』枠でスペシャル版が放送された(詳細は後述)。同年8月27から31日は世界陸上大阪大会中継やハイライト番組編成の影響で番組は休止し、『JNNイブニング・ニュース』として17:30 - 18:30に放送時間は縮小された。同年11月19から23日および2008年1月28日から2月1日は関東ローカルのみ、24分繰り上げ・拡大の16:30から放送(2008年1月28日 - 2月1日については『2時っチャオ!』が16:25まで拡大されるため、14:00から5時間弱の間生放送が連続する)。同年6月ごろから、山内あゆが出演していないため、代理として昼ニュース担当の長岡が担当していたが、7月から山内が復帰している。2008年春改編により、同年3月31日からは、開始時間を2分繰り上げの16:52に拡大。これにより在京キー局の夕方ニュースワイドショーでは一番早い開始となり、番組テーマソングやロゴがリニューアルし、さらにはこれまで『JNNイブニング・ニュース』のみ実施されていたリアルタイム字幕放送をこの時間から拡大された。そのためオープニングテーマ後に「字幕」・「HV ハイビジョン制作」のテロップが表記されるようになる(他のTBS制作の収録番組と同じく、地上波マスターから提供クレジットテロップの一部として表示。2008年3月までは『イブニング・ニュース』開始からの表記となっていた。なお、本番組開始時にも再度表示している)。在京民放キー局17時台の枠でリアルタイム字幕放送を実施しているのは『Newsリアルタイム』に次いで2番目の実施。ただし、一部系列局では『JNNイブニング・ニュース』のパートのみでリアルタイム字幕放送を行うことがある。この場合、イブニング・ファイブ開始時の「字幕」テロップは四角枠に書かれたローカル番組タイトルロゴなどで被せている。2009年春改編で、ゴールデン枠に大型報道番組を編成することになった。そのため、本番組は2009年3月末(同年3月27日)で終了し、4年間の歴史にピリオドを打った。放送回数は全1028回にのぼった。後番組のタイトルは『総力報道!THE NEWS』で、毎週月曜日から金曜日の17時50分から19時50分にかけての放送となった。なお、17時台は16時53分よりTBSおよび一部系列局ネットの生活情報番組『サカスさん』を立ち上げ、それ以外は系列局毎の情報番組ないしドラマの再放送等の編成になった。同番組の冒頭には、他局のニュース番組のスタート時間に対抗する形で「先出し!THE NEWS」が編成され、事実上『イブニング・ファイブ』の冒頭部分が独立する形となった(2009年7月20日からは『サカスさん』の14時台への移動により、独立したスポットニュース枠の『THE NEWS』となる)。2009年9月28日からは、本番組を踏襲した報道・情報番組『イブニングワイド』がスタート。さらに2010年4月からは、『総力報道!THE NEWS』の視聴率不振による終了で、『イブニングワイド』をリニューアルした『Nスタ』がスタート。夕方の帯ニュースの時刻はほぼ1年前の状態へ復帰することになった。この番組と内包している『JNNイブニング・ニュース』のテーマ曲としてオープニングに流れる。ロゴ(丸で囲まれた"e")がニュースの形態によって色が変わるのでここで列挙。※CM前に出てくるテロップ内容では、「イブニング・ニュース」時では右上に表示しており、「イブニング・ファイブ」では下に表示されている。17:50から26分間全国ネットで放送。この時間帯のみJNN協定が適用(JNN系列全局での同時ネット放送が義務付けられている)されるため、17:50に『JNNイブニング・ニュース』のタイトルを表示している。年末年始に『イブニング・ファイブ』の放送が無くても、このコーナーだけは、週末と同様に、単独番組扱いで放送される。しかし、年末年始の場合、オープニングは、イブニング・ファイブに似た構成(ニュースのヘッドライン)となっている。2006年9月18日開始。サブキャスターが「きょう1日の情報を手短に・テンポ良く」伝えるコーナー。同コーナーではアップテンポのBGMが流れ、キャスターの後ろに右から項目が並べられた縦長CG(以前は液晶モニタ)が登場。それらにあわせ情報を伝えていく。内容は、様々。「マジメに重要な情報」が流れたり、これまでラサールが担当していたコーナー同様「オトナ気ない情報」も流れ、吉野家の「テラ豚丼」を布袋寅泰の『スリル』の前奏部分をアレンジしてBGMに流すなどの冗談半分とも取れる報道もあった。また芸能ネタも流れる場合もある。時間の都合上、放送されない項目もある。なお、このコーナーのタイトルコールは産休前の小倉弘子のものが引き続き使われている。2006年9月18日開始。BGMはカーペンターズの「トップ オブ ザ ワールド」(Aメロのみ)。第1回目の放送は森田ひとりで登場していたが、後に山内(火 - 木曜日)、豊田(月曜日担当))がアシスタントとして出演。2007年6月にコーナーとしては終了し、カワラBANG内に移行した。2005年3月までに放送されていた『ウォッチ!』の形式を一部取り入れ、「きょう1日で『一番』となった気象にまつわる記録」と「お天気」について学ぶお天気コーナー。コーナーは、冒頭に「きょう1日で『一番』となった」気象に関係する記録・情報を伝え、明日の天気についても解説。第2回目の(9月19日)放送からは、『ウォッチ!』でも使われていた森田らウェザーマップスタッフが事前に描いている天気図フリップが登場。クレヨンなどを使い、解りやすく解説されている。ちなみに、TBSの帯情報番組「お天気コーナー」では、天気図・衛星画像などを使い、一番解りやすく・詳しく伝えているコーナーでもある。2008年4月1日には、同時間帯にNNN系列で放送されている『Newsリアルタイム』気象予報士の木原実と森田が放送局の枠を超えた共演を果たした。カメラ・予報は双方別々だったものの、同じ内容が日本テレビ・山梨放送・長崎国際テレビ・『イブニング・ファイブ』放送地域へ放送された。一部TBS側が用意した天気図が使用された。これまで「本日のカワラBANG」の後に流れていた特集コーナーに2008年2月頃現在のコーナー名にした。この時だけ右上の項目テロップが大きい座布団なしのタイプになる。まれにニュース用の項目が使われることもある。たまに「本日の〜」と枠が交代することもある。1ヶ月のうち半分近くが系列局・MBSが制作した夕方ニュース番組の特集コーナーやCBCの夕方情報番組の特集コーナーの内容を二次使用していることが多い(ナレーションと項目テロップだけ変えているだけである。まれにナレーションもMBSやCBCのアナウンサーが読むオリジナルのままにしているケースも見受けられる)。TBSローカルのコーナーだが、系列局でもテレビユー山形・テレビユー福島・新潟放送などが不定期で遅れネットしているほか、TBSニュースバードでは列島セレクションなどで放送されることもある。『イブニング・ファイブ』開始当初は、在京局が横一線で18時台の特集コーナーを放送する中で、他局との差別化を図る為、サブキャスターがスタジオでボードやパネルを使用して解説・進行しながら、VTRを放送する形式を採っていたほか、基本的にグルメなど生活情報は排していたが、次第に他局同様、VTR中心の構成で生活情報も扱うようになる。また他局に比べて定期的に皇室関連の内容を扱ったり、関心の高いニュースを取り上げる場合には、スタジオに専門家を招いて放送することが多い。TBS・関東ローカル向け放送のローカルお天気コーナー。1987年10月、関東ローカル向けのニュース番組『テレポート6』に、その当時気象庁職員だった森田が出演したのがはじまり。当初のタイトルは不詳であるが、翌年6月6日からは「お天気ですかァ?」の公式ウェブで見られる。以後、『テレポート6』・『ニュースの森』などのTBS夕方情報番組「お天気コーナー」として、「主婦層」の大きな支持を受け、現在まで続く長寿コーナーとなっている。過去放送された『ウォッチ!(お天気ホイホイ)』の基礎にもなり、現在も人気のコーナーである。内容は、毎日ひとつテーマ(気象にまつわること、季節・用語など)をあげ、それについて解説・説明・やりとりをして、関東ローカルの明日の天気を伝える。ちなみに、「ウォッチ!」では森田はカジュアルな服装であったが、夕方の出演時は正装である。尚、BGMは番組開始から2008年4月上旬頃まではビージーズ「How deep is your love?」のインストアレンジ版だったが、現在は番組リニューアル後から使用されている葉加瀬太郎「Something In The Wind」のピアノ版に変更されている。番組開始当初から2006年夏頃までは、スポーツニュースと芸能ニュースの放送時間が17・18時台の交互に入れ替わることが多く見られたが、その後スポーツニュースは18時台に落ち着いている。但し『イブニング・ファイブ』のスポーツコーナーはこれまではTBSだけの放送だったが、2008年9月29日からHBC、TBC、TUF、UTY、BSN、MRO、RSK、OBSでも同時ネットされている。なお、当初は「イブニング・スポーツ」と呼ばれていたが、現在は特に呼ばれない。そのため、系列局ではMBSなどが独自でスポーツコーナーを設けているほか、TBSニュースバードが裏送り用に制作しているスポーツニュースを放送している局もある。どの局とも、2008年10月-2009年3月の編成。祝日などの特別編成で変更される局もあり。HBCの番組『Hana*テレビ』の中で不備が生じた。放送開始の初期の頃は、17:30頃になると『イブニング・ファイブ』のスポーツコーナーが放送されている最中に、突然、HBCローカルの『Hana*テレビ』に切り替わる事もあり、一時期改善されていたが、2006年10月16日にリニューアルした際、「本日のかわらBANG」の途中で切り替わってしまっている。ほとんどは『Hana*テレビ』への苦情が多いが、『イブニング・ファイブ』への苦情もある。理由として、『イブニング・ファイブ』には飛び降りポイントが設けられておらず、ネット局のマスター個々の判断で飛び降りを行っているため、このような現状を生み出している。『イブニング・ファイブ』はJNN排他協定が適用される『イブニング・ニュース』を内包する形で放送している。重大なニュースの際などは、オープニングから「JNN協定」を適用して『JNNイブニング・ニュース 緊急特集』と題して全国ネットで放送される(JR福知山線脱線事故など)。また、JNNイブニング・ニュース以外のパートは、あくまでもTBSネットワーク(番組供給系ネット。但し運営はJNNネットワーク協議会が行っている)の扱いであり、JNN協定は適用されない。そのため放送は加盟各局の判断に委ねられている(その地域では自社制作のローカル番組または時代劇やドラマの再放送、他系列のディレイネット番組等が行われている)。同協定との兼ね合いから、JNN枠とそれ以外のパートを編成の都合上別番組としている局(MRO・RSK・OBS・MRT)もある。英語の「イブニング」を大文字の「EVENING」で表記し、頭文字の「E」をあえて小文字の“e”として、円の中に表記することでアイコン化したものとなっていた。『イブニング・ファイブ』はeVENING 5(略称は、“e"5"”)と表記。『JNNイブニング・ニュース』は、JNN eNEWS(「JNN」はNEWSの上に小さくロゴが表記されており、略称は、“e"N"”)と表記する。また、ニュースは赤色、スポーツニュースは青色の円の中にロゴが表示されるが、eとNは白抜きで、JNNと5はオレンジ色で表示されている。※2006年9月からは項目のデザインが一部リニューアルされており「Nや5」が消えて「e」のみになっている。『イブニング・ファイブ』円の中の「e」がスピード感あふれる書体になり番組のロゴとして起用される。それに伴いタイトルロゴも「eVENING5」から「EVENING5」に変更となり、また「eVENING5」下の「イブニング・ファイブ」の表記が消えた。『JNNイブニング・ニュース』イブニング・ファイブ同様、円の中の「e」がスピード感あふれる書体になり番組ロゴに。またタイトルロゴが「eNEWS」から「EVENING」に変更となり、「eNEWS」の下の「イブニング・ニュース」の表記が消え、さらにはJNNの冠が付いたニュース番組には、公式ロゴの「JNN」が必ず表記されているが、その「JNN」の表記も消えた。なお、夕方ローカルニュースのうち「イブニング」という題名を用いているTUY・TBC・TUF・TUT・RCC・MRTでは、当番組全国パートと同一デザインの題字及び見出し字を使用している(但し同じ「イブニング」という題名を用いていてもBSN・RSK・KUTVの題字・見出し字は各局独自のデザイン)。RCCの16時台の夕方情報番組「イブニングふぉー」は、イブニング・ファイブと同一デザインの題字及び見出し字を、現在も引き続き使用している。(ただし、18時台のローカルニュースにおいては、かつての「イブニングニュース広島」時代は、イブニング・ファイブと同一デザインであったが、現在放送している「RCCニュース6」は独自の題字・見出しを使用している。)
出典:wikipedia
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