オポジット()()は、バレーボールのポジション名称の一つ。別名: スーパーエース。オポジットもこなせるユーティリティープレイヤーや女子のオポジットは、ユニバーサルと呼ばれる場合がある。OPと略表記されるほか、OS(Opposite Spiker)と書かれることもある。スーパーエースとは、守備には加わらず、攻撃のみに専念する選手のことをいう(1980年代に発生した和製英語)。松平康隆が考案した言葉ともいわれる。常時攻撃に参加することから、バックアタックの能力が重視される。そのため、大きなジャンプを生み出す強大な跳躍力と、強烈なスパイクを繰り出す腹筋力・背筋力、そしてスタミナが要求される。ライト位置からのバックアタックの利便性もあり、セッターの、(対角を意味する英語)オポジットに配置されることがほとんどである。他のポジションと比較すると、左利きの選手が多い。また、セッター対角の選手が、前述のような特徴を持つスーパーエースでない場合は、オポジットとは呼ばずに、単にウイングスパイカー(サイドアタッカー)、もしくはライトプレーヤーとして扱われる。たとえナショナルチームであっても、スーパーエースを配置しないこともある。従来は、W型・M型などフォーメーションに違いはあるものの、どこのチームもセッター以外の5選手でサーブレシーブを行っていた。そんな中、ソ連男子チームが3人制サーブレシーブを導入。そして、1984年のロサンゼルスオリンピックでは、アメリカ男子チームが2人制サーブレシーブを導入した。レフトポジションの2選手(キライと)のみでサーブレシーブを行うものであり、これにより、前衛センターの選手とセッター対角の選手が常時速攻に入る態勢を整えることが可能になった。この分業化が、1980年代後半から他の国でも取り入れられ、セッター対角の選手が、チーム一の攻撃力を発揮する要因となった。しかし現在は、ジャンピングスパイクサーブの攻撃力が向上してしまったため、リベロを含めた3人制サーブレシーブにしているチームもある。なお、特に女子では、レフトポジション1名・セッター対角・リベロの計3人でサーブレシーブを行うチームもある。
出典:wikipedia
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