『ホイッスル!』は、樋口大輔によるサッカー漫画作品、およびそれを原作とした一連のメディアミックス作品の総称。1998年から2002年まで週刊少年ジャンプ（集英社）で連載されていた。全216話。話数カウントは「STAGE.○」。主人公・風祭将は、サッカーが大好きな中学生。夢はJリーガーとなり、世界でプレーすること。元はサッカーの名門校である武蔵森学園中等部に通っていたが、そこでは3軍の選手であった。武蔵森のサッカーのやり方に不満を感じた風祭は武蔵森を退学、楽しいサッカーをやりたい一心で桜上水中学校に転校するが、武蔵森からエースが来たと誤解され、皆の前から姿を消す。実は風祭はサッカーがあまり上手くなく、小柄であったため、武蔵森では活躍できる場がなかったのだ。しかし、桜上水の水野やシゲ、不破といった仲間たちやライバルたちと戦うにつれ、次第にサッカー選手としても人間としても成長を遂げていく。声の表記は、オリジナル版アニメ / ボイスリメイク版アニメの声優の順。東京都にある極めて平凡な公立校。サッカー部は弱小チームであったが、風祭の入部をきっかけに変化が表れ始める。中高一貫、全寮制の私立校。全国大会の常連であるサッカー部は数百人の部員を実技テストにより1軍、2軍、3軍に分けている。転校してきた翼が立ち上げたチーム。地区予選決勝戦で桜上水と対戦する。夏季大会地区予選支部予選リーグで桜上水と最初に対戦し0-6で敗れる。守備的で安定感があるチーム。地区予選決勝トーナメント1回戦で桜上水と対戦し桜上水の守備の連携不足を狙って先取点を奪うが逆転負けする。打倒武蔵森を掲げる全員短髪のチーム。地区予選決勝トーナメント2回戦で桜上水と対戦しPK戦の末敗れる。その後事前に弱点を教えてもらいながらも高校に3連勝中の東京都選抜相手に引き分けた。北海道・東北・東京都・関東・東海・北信越・関西・中国・四国・九州で選出されたメンバーによって開催される選手強化育成システム。組織立った守備力が強い、ということでトレセン優勝候補であった。最初は東京都は関東の一部で大したことはないと考えていたが、第1試合で東京都選抜と当たり、敗退する。優勝候補であった東海選抜に勝ち、第2試合で東京都選抜と当たる。最初は阿部が相手のペースを崩し堅い守りでボールを支配して東北ペースであったが、その後東京都に巻き返され敗退する。1回戦で東北選抜と対戦し、敗退。日本のブラジル、サッカーのメッカと呼ばれている。有名選手を多く輩出し、クラブチームもジュニアユースも強いことで有名。練習直後や試合直前に10km走るなど、体育会系の塊ともいえるチーム。選手のほとんどが体格がよくスピードもあるのにマンツーマンディフェンスをするので、杉原曰く「いやらしい」チームである。ナショナルトレセンを目前に東京都選抜チームが強化試合で対戦した。2002年5月6日から2003年2月3日まで、アニマックスで全39話が放送された。本作はアニマックスオリジナルアニメとして、製作会見にもアニマックス社長が参加するなど鳴り物入りで製作、放送された。東京MXテレビやとちぎテレビにおいても遅れて放送された。内容はソウル市選抜との試合までで終了。最終話を除いては基本的に原作準拠。海外では、韓国アニマックスで「明日はサッカー王」、および台湾で「哨聲響起」のタイトルで放送されたが、台湾では製作局であるアニマックスでは放送されず、中華電視（最初に放送）、東森電影台、MOMO親子台の各局で放送された。2017年、ボイスリメイク版アニメが配信開始予定。オリジナル版の映像はそのままに、新キャストが声を吹き込む。オープニング、エンディングテーマも新たな歌手がカバー。

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