桜島赤水町(さくらじまあかみずちょう Sakurajima Akamizu-Chō)は、鹿児島県鹿児島市の町名。旧大隅国大隅郡桜島郷赤水村、鹿児島郡西桜島村大字赤水、鹿児島郡桜島町赤水。郵便番号は891-1420。人口は369人、世帯数は151世帯(2010年2月末現在)。桜島の西部、南岳の西麓に位置する。町域の北方は大正溶岩を隔てて桜島横山町、南方は野尻町に接し、西方は鹿児島湾に面している。旧桜島町の鹿児島市への合併時までは、桜島の北東海上にある新島(しんじま)も大字赤水に含まれていたが、合併後の2005年5月に同島の区域が分割され新島町として成立した。集落は国道西側の海岸部に集中しており、主にビワを中心とした果樹生産を行っている。また、大正大噴火の際に流出した大正溶岩によって町域の大部分が埋没している。地内の採石場跡地にて2004年に長渕剛オールナイトコンサートが行われた。2006年に叫びの肖像などのモニュメントが設置され、現在は赤水展望広場として整備されている。赤水という地名は室町期より見え、大隅国向島のうちであり、永享11年の島津持久袖判証状の中に見えるのが初見であると考えられている。江戸期には大隅国大隅郡桜島郷(外城)のうちであり、村高は「天保郷帳」では163石余、「旧高旧領」では289石余であった。安永8年に発生した安永大噴火によって高免村(現在の高免町)の沖合にできた島々は新島と称され、新島は赤水村に編入され、その後寛政12年には赤水村及び黒神村(現在の黒神町)から13名が移住している。明治10年に起こった西南戦争では兵乱を避けるために臨時の県庁がおかれた。1889年(明治22年)に町村制が施行されたのに伴い、桜島の西半分より西桜島村が成立し、江戸期の赤水村は西桜島村の大字「赤水」となった。1914年(大正3年)の桜島の大正大噴火による溶岩流出により、赤水では家屋351戸が焼失し、1名が死亡している。1973年(昭和48年)には西桜島村が町制施行し、桜島町の大字となり、2004年(平成16年)に桜島町が鹿児島市に編入され、大字赤水は鹿児島市の町名「桜島赤水町」となった。安永8年に赤水村に編入されて以降、赤水の区域内だった、桜島北東部に所在する新島・硫黄島・中ノ島の区域が2006年(平成18年)2月13日に新島町として分割され独立した。市立小・中学校の学区(校区)は以下の通りである。
出典:wikipedia
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