チェイス・ジョーダン・ヘッドリー（Chase Jordan Headley, 1984年5月9日 - ）は、アメリカ合衆国・コロラド州ファウンテン出身のプロ野球選手（三塁手）。右投両打。現在は、MLBのニューヨーク・ヤンキースに所属している。、MLBドラフト2巡目（全体66位）でサンディエゴ・パドレスから指名され契約。6月15日にメジャーデビュー。同年は8試合にメジャーで出場した。マイナーではAA級サンアントニオ・ミッションズで121試合に出場。打率.330・20本塁打・78打点を記録し、テキサスリーグの最優秀選手とパドレス傘下の最優秀マイナー選手に選出された。は156試合に出場しメジャーに定着。主に左翼手として出場したが、9月にケビン・クーズマノフがふくらはぎを痛め離脱した際には三塁手として出場。シーズン終了後、クーズマノフがオークランド・アスレチックスへトレード移籍したため、ヘッドリーは本来の守備位置である三塁へ復帰。に突如長打力が向上し、31本塁打を放つと共に、115打点でナショナルリーグ打点王のタイトルを獲得。打者不利のペトコ・パークで51打点を記録し、同球場の年間最多打点記録を更新した。1月17日にパドレスと1年契約に合意した。77試合に出場し、7本塁打32打点4盗塁、打率.229だった。2014年7月22日にヤンガービス・ソラルテ、ラファエル・デポーラとのトレードでニューヨーク・ヤンキースへ移籍した。同日のテキサス・レンジャーズ戦で8回裏に代打として移籍後初出場し、同点の延長14回裏1死一・三塁の場面でニック・テペッシュから左中間へのサヨナラ安打を放った。オフの10月30日にFAとなったが、12月15日にヤンキースと総額5200万ドルの4年契約で再契約した。、出場停止が解除されたアレックス・ロドリゲスが戦列に復帰したが、主に指名打者を務めた為、サードのレギュラーはヘッドリーが務めた。この年のレギュラーシーズンでは156試合に出場したが、打率.259・11本塁打・62打点・OPS.693という成績に終わり、ナ・リーグ打点王に輝いた2012年のバッティングは、3年続けて鳴りを潜めた。また、それまでは守備ではいい働きをしていたが、この年は自己ワースト且つ同年のリーグワースト3位となる23失策を犯し、DRSも2011年以来のマイナスに終わるなど、攻守両面で実力を発揮出来なかった。もサードのレギュラーとして140試合に出場したが、打率.251・14本塁打・51打点・OPS0.712という成績に終わり、ナ・リーグ打点王に輝いた頃の打棒は鳴りを潜めたままだった。一方で守備面では往年の力を取り戻し、全140試合で10失策・守備率.974・DRS + 7という安定した成績を残した。パドレスの他選手と同様に、本拠地ペトコ・パークと敵地での通算成績には大きな差があった。所属した8年間で、本拠地では打率.243、35本塁打、OPS.703なのに対し、敵地では打率.286、52本塁打、OPS.804となっている。

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