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阿僧祇

阿僧祇(あそうぎ )は漢字文化圏における数の単位の一つ。阿僧祇がいくつを示すかは時代や地域により異なり、また、現在でも人により解釈が分かれる。日本では一般的に10を指すが、10とする人もいる。阿僧祇は元は仏教用語で、梵語の असंख्येय "asaṃkhya"を音訳した「数えることができない」の意味である。意訳では「無数」となる。仏典では、成仏するまでに必要な時間の長さである「三阿僧祇劫」という形で用いられることが多い。『倶舎論』の「世間品(せけんぼん)」では、この「三阿僧祇劫」の「阿僧祇」は10とされている(該当個所の記述が複雑なため、誤って10と読む学者もいる)。また、『法華経』の「見宝塔品(けんほうとうほん)」や「如来寿量品(にょらいじゅりょうほん)」には、「無量千万億の阿僧祇の世界」「百千万億那由他阿僧祇劫(の時間)」といったような用例も見られる。『華厳経』の中では、10の7×2乗を阿僧祇、10の7×2乗を阿僧祇転としているが、これらは実用のものではない。なお、那由他は10の7×2乗=10であり、阿僧祇よりも小さい。数の単位としての初出は、元の朱世傑による数学書『』であり、それまであった載よりも上の位として、極以上の他の単位とともに登場した。極以外は全て仏典からとられたものである。当時はすでに中数が使用されており、阿僧祇は恒河沙(10)の万万倍で10となる。和書の中で、「阿僧祇」を数の単位の一つとして正確に定義づけた上で他の用語とともに体系的に説明したのは、江戸時代に執筆され、当時ベストセラーとなった数学書である『塵劫記』が最初である。寛永4年(1627年)の初版では、載までを下数、極以上を万万進としたため、阿僧祇は恒河沙(10)の万万倍で10となる。寛永8年版では載までを中数の万進に改めたため、阿僧祇は恒河沙(10)の万万倍で10となった。寛永11年版で万進に統一され、阿僧祇は恒河沙(10)の万倍の10となった。ただし、今日でも寛永8年版を根拠に阿僧祇を10とする人もいる。もっとも、京以上の数については指数表記が用いられるのが普通であって実用ではまず用いられないので、極以降の値がどうなっていてもそれほど問題にはならない。なお、阿僧祇は「阿僧祗」(あそうし)と書かれることがあるが、元の梵語に照らせば「祗」は誤りである。阿僧祇の位および前後の位の命数は以下のようになる。

出典:wikipedia

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