パナソニック ヘルスケア株式会社("Panasonic Healthcare Co., Ltd.")は、パナソニックグループの健康・医療機器等を扱うメーカーである。略称はPHC。2005年(平成17年)3月31日までは、松下寿電子工業株式会社(まつしたことぶきでんしこうぎょう、"Matsushita-Kotobuki Electronics Co., Ltd.")、2005年4月1日から2010年9月までは、パナソニック四国エレクトロニクス株式会社(パナソニックしこくエレクトロニクス、"Panasonic Shikoku Electronics Co., Ltd.")という社名であった。松下幸之助に育てられ、松下グループ(現・パナソニックグループ)内で「四国の天皇」とも呼ばれた稲井隆義(赤外線電気コタツの考案者)が四国で創業した会社である。グループ内での稲井の発言力の強さもあり、独自指向が強い企業であったため、1975年には家庭用ビデオ規格VX方式の立ち上げに走ったほどであった。PC/AT互換機が国内で広く一般に認知された1990年代には、ソニー・ミツミ電機と並んで外部記憶装置メーカーの御三家の一角を占めていた。Creative Labs.のSound Blasterに同社のCD-ROMドライブインターフェースが搭載されていた。また、Quantum社向けのHDDも生産していた。CD-RW/DVD-RW/DVD+RW/DVD-RAM全てが使用可能なスーパーマルチドライブの中で、同社製品だけがDVD-RAMのカートリッジに対応していた。2007年、パナソニック コミュニケーションズ(現:パナソニック システムネットワークス)にPC用光学ドライブ事業を譲渡することとともに松下電器ヘルスケア社の事業を譲受した。それ以前から自己血糖測定器用センサーは業界標準ともいえる高いシェアを獲得しており、また、持田シーメンスメディカルシステムからも製品の製造を受託しているなど、医療機器は主力製品となっていた。2010年10月1日にはパナソニック ヘルスケア株式会社に社名を変更。2010年11月には東温市内に新工場を完成させ、2011年4月からはこの工場で主力商品の自己血糖測定器用センサーの製造を開始する。2014年1月1日を以て、超音波診断装置事業をコニカミノルタへ譲渡した。2014年3月31日を以て、パナソニックはヘルスケア社の全株式を投資ファンドコールバーグ・クラビス・ロバーツ(以下、KKR)が設立した持株会社パナソニックヘルスケアホールディングス(以下、PHCHD)に約1,650億円で売却し、PHCHDが実施する第三者割当増資をパナソニックが引き受ける形で同社の20%の株式を保有する形となった。パナソニックは2014年3月期にヘルスケア株式の売却益750億円を営業外収益として見込む。同時に補聴器事業をパナソニック システムネットワークスへ譲渡。三洋電機より移転した事業
出典:wikipedia
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