日本文化チャンネル桜(にっぽんぶんかチャンネルさくら)は、日本のテレビ番組制作・動画配信サイト運営会社。元衛星役務利用放送事業者及び同社がかつてスカパー!において放送を行っていた専門チャンネルの名称。略称・通称はチャンネル桜。2004年(平成16年)4月6日に田形竹尾、水島総、梅沢重雄、高橋史朗、松浦芳子が発起人となり株式会社日本文化チャンネル桜を設立。同年8月15日午前6時よりスカパー!Ch.767にて開局。『日本の伝統文化の復興と保持を目指し日本人本来の「心」を取り戻すために設立された』としており、概ね保守系テレビ番組制作プロダクションと位置づけられている。社是は「草莽崛起」と「敬天愛人」。2007年3月31日に経営難により閉局するも、翌4月1日以降はスカパー!他チャンネル内の一部放送枠での放送に移行。同年5月22日に動画配信サイト「So-TV」を設立し、インターネット上での配信も開始。2008年9月に「チャンネル桜二千人委員会」を設立し、支援者からの寄付を募る形での会社運営を始める。2009年9月以降はセレクトショッピングの放送枠内で月曜日から土曜日まで午後8時から1日最長3時間の放送を無料で行っている。同年、YouTubeとニコニコチャンネルに公式チャンネルを開設し、セレクトショッピング・So-TVで視聴できる番組を一部無料で配信。「台湾チャンネル 日台交流頻道」など、インターネットでのみ視聴できる番組も制作している。2013年3月から、ニコニコチャンネルにて「国防・防人チャンネル」を開設(有料)。同年8月19日には「チャンネル桜沖縄支局」を設立し、沖縄の政治や政治運動等を取り上げ、ニコニコ生放送から生放送およびYouTube、ニコニコ動画でアーカイブ放送されている。2014年10月25日からニコニコチャンネルにて、スカパー!と同時刻・同内容の放送を有料会員向けに開始。放送の開始時には日章旗が掲揚されている映像を背景に、国歌君が代を流している。単独の放送局として24時間放送を行っていた時期は、落語・詩吟・講談・浪曲・民謡など日本の文化や伝統芸能に関する内容の番組も制作していたが、他チャンネル内の一部放送枠に移行後はオピニオン・討論番組等を中心に放送している。2012年8月1日より、電子書籍「言志(げんし)」の発行を開始。以降毎月発行されていたが、2014年2月以降発行が途絶える。同年5月から不定期で復刊すると共に、製本版としての発行も開始。製本版はビジネス社から発売。標語は、「日本を主語とした電子言論マガジン」。誌名は佐藤一斎の語録『言志四録』に由来する。水島総が編集長を務め、チャンネル桜キャスター陣による寄稿を中心に、西部邁、伊藤貫、中野剛志、東谷暁、藤井聡らも寄稿。2006年5月1日から、ホームページ上でオンデマンド放送を開始した後、2007年5月22日からはオンデマンド放送をリニューアルした動画配信サイト「So-TV(ソーティーヴィー)」を設立。料金は月額3150円。購入する事で、過去のチャンネル桜の番組が全て閲覧できる。また、「チャンネル桜二千人委員会」に入会する事でも視聴ができる。名称の由来は、「草莽崛起」の「草」、その草莽が集まり新しい価値を創り上げていく意味での「創」、英語の接続詞「so」の「さて」「それから」と常に新しく展開していく意味での「So」、水島総の「総」に由来する。テレビ局ではNHK、テレビ朝日、TBS、フジテレビといった在京民放キー局などの地上波テレビ、新聞では朝日新聞・毎日新聞・中日新聞・北海道新聞・日経新聞・沖縄タイムス・琉球新報などを「反日思考外国人TVマスメディア」であるとし、それらが「封殺」していると見なした情報や議論を取り上げている一部の日本の英字紙や国外のメディアにおいては、水島総が監督を務める南京大虐殺否定論を扱った映画『南京の真実』を取り上げると共に、「Rightwing(右翼・右派)」、「Revisionist(歴史修正主義者)」の放送局と位置づけられている。チャンネル桜及び社長の水島自身は右翼・歴史修正主義者である事を否定しており、2015年2月に日本外国特派員協会で行われた朝日新聞を糺す国民会議の会見では、「Conservative(保守)」と形容される事については肯定すると述べた。水島と会見に同席した加瀬英明は、外国記者に対して「日本について全く無知で、いい加減なことを触れ回っている」、「朝日新聞と同じようなイデオロギー色に満ちた報道しかしていない」といった批判をし、日本の保守派を右翼・歴史修正主義者という形で非難している事に対して、「残念であり、怒りすら覚える」、「真実を伝えていただきたい」、「大変悲しんでいる」と述べた。
出典:wikipedia
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