佳木斯市(ジャムスし、チャムスし、 転写:Giyamusi)は、中華人民共和国黒竜江省に位置する地級市である。中国最東部にあり、中国で最も早く日が昇る所として知られ、「東方第一城」の称がある。佳木斯市は黒竜江省東北部、アムール川、ウスリー川、松花江が合流する三江平原に位置する。西はハルビン市、伊春市、南は七台河市、鶏西市、北は鶴崗市、東は双鴨山市と接し、さらに東はウスリー川、北はアムール川を隔ててロシア沿海地方やハバロフスク、ビロビジャンと接する。佳木斯は清代康熙年間後半より、嘉木寺、賈木司、 佳木斯などの表記で史書に登場している。語源は(ホジェン語。ナナイの項参照)で「骨」または「死体」を表すギャムセ(giamse)とも、満州語で「駅丞」 または「站官」を表すギャムシ(giyamsi)とも言われている。辛亥革命後は漢人の入植者が増加し、松花江下流随一の良港として発展した。満州国が建国されると新設された三江省の省都となり、周辺の穀倉地帯の拠点として、また沿海地方のソ連軍に対する将来の戦争の際の防衛・侵攻の拠点として重要な都市とみなされ、輸送・軍事用の鉄道などが整備された。1937年には図佳線(図們-佳木斯)、1940年には綏佳線(綏化-佳木斯)が開通し、東満州一帯の農産物集積地となった。1937年には市に昇格している。満州国時代には初期の武装移民団は佳木斯南方の広大な沃野に入植し、弥栄村がその代表としてしばしば日本に紹介された。エスペランティストの緑川英子が亡くなった地でもある。佳木斯市は4市轄区、3県級市、3県を管轄する。
出典:wikipedia
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