ローゼル (Roselle、"Hibiscus sabdariffa")は、アオイ科フヨウ属の植物。一年生または多年生の亜灌木(亜低木)。ロゼリ草、ローゼリ草、レモネードブッシュなどとも呼ばれる。西アフリカ原産。旧世界の熱帯地方に分布。高さ2-3mに育つ。花はクリーム色で葉腋に単生し、短日植物で、9-11月頃に開花する。萼と苞は肥厚して赤く熟す。花弁の基部は暗赤色。葉は楕円形または3深裂し、互生する。萼と苞の肥大した部分は、酸味があって、生食できる。その他にジャム、ゼリー、酒、ハーブティー、清涼飲料など様々なことに利用される。また、葉は野菜として、茎からは繊維として利用される。ミャンマーでは「チンバウン」とよばれ、葉を炒め物やスープにする。ローゼルは、 花や果実(正確には肥大した萼と苞)をハーブティー、「ハイビスカス・ティー」に利用する。ハイビスカス・ティーは赤く、クエン酸などの植物酸が豊富で酸味がある。ビタミンCの補給源でもある。エジプトではカルカデー(كركديه)、メキシコでは冷やしたものをアグア・デ・ハマイカ(agua de jamaica)と呼ぶ。他のハーブとブレンドされることも多く、特にローズヒップとのブレンドは互いの成分による相乗効果が期待される。「洛神花」という生薬としても利用されている。
出典:wikipedia
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