株式会社宮脇書店(みやわきしょてん)は、香川県高松市に本拠を置く日本の書店グループ。店舗数ベースで日本最大の書店チェーンである。業務内容は書籍の小売業及び、フランチャイザーとしてのフランチャイズ管理。「"本なら何でもそろう宮脇書店"」(古くからある店舗では「本なら何んでもそろう - 」となっていることが多い)をキャッチフレーズとし、本社のある香川県だけでなく全国に店舗を展開している。尚、香川では県内唯一の老舗総合書店チェーンとして知られている。登記上の本店は実店舗の本店でもある香川県高松市丸亀町4番地8だが、販売部を除く本社機能は香川県高松市朝日新町2番19号(卸センターのある位置)にある。他の書店チェーンに比べて営業時間が長いのが特徴で、大部分の店舗では22時まで営業している。それ以上では南本店や越谷店、玉出店などが23時、鈴鹿店や沖縄県内の店舗などが24時、浦添店や生駒店では深夜1時までの深夜営業を行っている。また、2008年からは香川県立図書館のカウンター業務(リファレンスを除く)を受託している。大型店舗が主力の他の書店チェーンに比べ、陳列数の限られた中型店舗を全国で大量に出店した結果、新刊など比較的需要の大きい書籍が品揃えのメインとなり専門書等に乏しいと指摘される事があるが、逆にこの出店方法が生む利用者の利便性について、地元紙のコラムはコンビニエンスストアを利用する感覚(商品数は限られているが営業時間が長く店舗数が多い)に例えている。"全店舗の一覧は店舗一覧を参照。"2011年12月現在の全国店舗数は276店舗、2008年より子会社となった明林堂書店の店舗も併せると全都道府県に店舗がある(宮脇書店のみの場合、九州では一部の県に店舗がない)。店舗の規模は超大型店舗の総本店を筆頭に、本店>○○本店>それ以外の店舗の順に様々な規模の店舗を有する。店舗数ベースではその多くが小・中型店舗であるが、近年はその地域の旗艦店となる大型店舗を出店しており、これらの店舗には○○本店という名称をつけている。元は商店街内の一書店(現在の丸亀町本店)に過ぎなかったが、その本屋の娘である宮脇富子(みやわき とみこ、1924年 - 2012年9月14日)が1965年に父親の跡を継ぐ形で店長兼社長に就任。ほとんどの書店では、店舗に在庫が無く取り寄せ注文をする場合、出版社に確認して品切れまたは絶版になっている場合には入手不可能と客に対して断る。しかし宮脇書店の場合は、品切れや絶版物の書籍も注文を受けて出版社の返品や店頭在庫を探す場合があり、数年後に突然「x年前に注文された本が状態は悪いものの確保できた」などと連絡してくる事がある。但し現在ではどの店舗でも行っているわけではない。社長自身が瀬戸内海放送の「自由人、会社人〜トップの横顔〜」に出演した際、座右の銘としてこの言葉を挙げている。シンボルマークは同じ高松市に本拠を置くスーパーマーケット、マルナカとデザイナーが同じ。マルナカの一部店内にも店舗を構えている。電子マネーは一部の店舗で楽天Edyに対応している。高松市内の店舗ではIruCaに対応している店舗や、イオンなどのショッピングモールに出店している店舗ではそのショッピングモールで利用できる電子マネー(WAONなど)も利用できることがある。なお、クレジットカードでの決済は本店級の店舗やコトデン瓦町ビル内店舗(2015年に閉店)などごく一部に限られる。丸亀店(丸亀市の店舗。高松市の丸亀町本店とは別)は2006年公開の映画『UDON』に登場している。映画のクレジットに企業名は出ていない。また、仮面ライダー電王にも背景に登場している。
出典:wikipedia
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