エヌシーバスは、奈良県の路線バスおよび貸切バス事業を行うバス事業者。エヌシー(NC)は、NARA CONVENIENTを意味する。奈良交通の子会社で奈良交通より移管した路線の運行を担う。奈良交通グループ及び近鉄グループ。1988年に奈良交通100%出資の子会社として設立され、奈良交通より移管されたマイクロバス路線を運行しているほか、奈良交通の小型バス運行路線の一部を受託している。主に人件費を中心とするコスト削減という目的により設立されたが、奈良県は大阪都市圏に近く、通常の分社化では給与レベルを下げることが難しいことから、マイクロバス専門として労働形態そのものを変更することで低コスト運行を実現したものである。この結果、大型バスを100%とすると73%にまでコストが削減され、不採算路線の維持も可能となった。磁気型バスカード・CI-CA・PiTaPaにも対応済みで、利用者にとっては奈良交通と同様のサービスレベルが享受できる。また、2016年4月1日よりSuicaなど交通系ICカード全国相互利用サービスにも対応した。小型貸切バス事業も行っており、1989年には壷阪観光を買収することで事業規模を拡大した。奈良県内及び京都府内の一部市町村のコミュニティバスの受託運行や運転者派遣業務も行っている。なお、近年は奈良交通本体の給与レベルも低下していることからエヌシーバスとの格差はほぼなくなっており、当初の会社設立目的であった人件費削減の効果は薄れつつある。「エヌシーバス」と標記された車両で運行。2013年4月1日現在、92・93・94系統は平日に数本のみ運行。96系統と97系統を乗り継ぐ場合、東山駅下車時に乗務員に申告すれば乗継料金が適用される。いずれも奈良交通奈良営業所管轄の小型バス運行路線を受託、「奈良交通」と標記された車両で運行。★印は2007年(平成19年)10月1日にエヌシーバス郡山営業所の直轄路線から奈良交通奈良営業所に移管した上で受託路線に変更となった系統である。特に2007年(平成19年)10月1日以前より受託している各路線に関していえば、バス車内に掲出の路線図・運賃表には「奈良営業所管内」ではなく「NC郡山管内」と記載されているほか、停留所掲出の時刻表には問い合わせ先としてエヌシーバス郡山営業所の電話番号が記載されていることが多い。奈良交通グループホームページにてダイヤ改正などのニュースリリースが掲載される場合、これらの受託路線は「NC郡山管内」と記載されている。奈良交通奈良営業所の中型バスも使用。長尾町-広岡間は自由乗降区間となっている。2010年3月19日現在、106系統は平日のみの運行で、興東中学校の休校日は105系統での運行に変更される。2013年3月17日、JR奈良駅の乗り場がこれまでの東口から西口に変更された。2010年3月19日現在、9系統は土曜・休日に1往復のみを、10系統は1日1往復のみを運行。2010年3月19日現在、16系統は平日に杏中町ゆき1本のみを、20系統は平日に県庁前ゆき5本を運行。精華学院前(山村町)-米谷町間は自由乗降区間となっている。2010年3月19日現在、全体的に本数は少なく、54系統は平日・土曜(休日の場合を除く)の朝方にJR奈良駅ゆき1本のみを運行。なお、35系統は2009年3月20日のダイヤ改正にて廃止された。2011年4月8日に新設された。南福祉センターの休館日である日曜、月曜、祝日の翌日(敬老の日は運行、秋分の日は運休)、年末年始は運休する。使用される車両は日野・ポンチョである。無線を使用する。※2014年4月1日、「県総合医療センター口」は「県立奈良病院口」から、「県総合医療センター」は「県立奈良病院前」からそれぞれ改称。小型バスのほか、奈良交通奈良営業所の中型バスも使用している。2010年3月19日現在、平日は3往復のみを、土曜・休日は2往復のみを運行。赤膚山で学園前駅(南)発着のバス(23系統=奈良交通北大和営業所の項を参照)と連絡し、乗り継ぎ運賃も設定されている。2007年(平成19年)10月1日、郡山斑鳩線と小泉矢田線を統合する形で運行開始。72・73系統は奈良交通西大和営業所の大型バスも使用され、停留所掲出の時刻表(奈良交通グループホームページからも閲覧可能)には小型バス運行便は「N」のマークが付けられている。一部のみ。奈良交通西大和営業所と共用する。奈良学園公式サイトで小型バス運行便は「◎」が付けられている。2007年(平成19年)10月1日運行開始。 2013年3月17日現在、土曜・休日ダイヤ施行日に1日1往復のみを運行(平日ダイヤ施行日は運行されていない)。2010年3月19日現在、全体的に本数は少なく、66系統は平日の朝方に1本のみを、67系統は平日の夕方に3本を、70系統は平日・土曜(休日の場合を除く)のそれぞれ朝夕に合計3往復を運行。なお、66・67系統は法隆寺国際高校の休校日は76系統での運行に変更となる。後に安堵町役場を経由する。その他にも農協前、東安堵東口、安堵中央公園前が設定されている。安堵町役場では安堵町コミュニティバスの平端駅方面と笠目方面に連絡してる。国保中央病院が休診となる日曜・祝日および第2・第4土曜日は運休となる。南回ルート中通りルート笠目公民館始発は平日のみで、カルチャー福祉センターでイベントが開催されている時は安堵町役場発着に変更される。安堵町役場で76・70・67・66の各系統に乗り継ぎができる。西山間ルート南ルート(左近くん号)北ルート(長屋くん号)現在は南ルートと北ルートの基点を東山駅から平群駅に変更した。2010年3月19日時点、全体的に本数は少なく、83系統は日曜・祝日に1往復のみを、85系統は平日・土曜(休日の場合を除く)にJR郡山駅ゆき1本のみを運行。2011年11月14日改正で廃止となった。2013年3月17日のダイヤ改正にて奈良交通北大和営業所に移管された。2013年3月17日のダイヤ改正にて、33系統は奈良交通北大和営業所に移管され、系統番号が「36」に変更された。なお、本数の少なかった49系統は同日のダイヤ改正にて廃止された。メーカーはいすゞと日野製の車両を採用するが、貸切車両では三菱製も存在する。これは1989年に買収した壺阪観光に三菱車が在籍していたためで、奈良交通本体には見られない特徴である。路線車両はマイクロバスや同等の小型車が中心で、塗色は奈良交通と同一塗色であるが、正面や側面に「エヌシーバス」と記され、鹿の絵が入らないことなどから区別は容易である。なお、わずかながら旧奈良交通色のバスが在籍している。貸切車両の塗色は薄いピンクをベースにワインレッドの帯を配した独自色となっている。
出典:wikipedia
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