「年間最多勝」(ねんかんさいたしょう)は大相撲本場所において、1年間に最も勝ち星を挙げた幕内力士に対して表彰される。「年間最多勝」が設立された1957年(昭和32年)以降、その表彰された力士の一覧を本項で年度別に記す。この年間最多勝は、1957年に11月場所が本場所に加わり、初めて年5場所制(当時)になったことから、「その年の最多勝力士は誰か」という興味が新たに生まれ設立されたものである。11月場所を開催する福岡県に本社を持つ西日本新聞社によって、毎年同場所の千秋楽にその表彰が行われている。設立当時の1957年は、栃錦清隆が59勝(16敗)で最初に受賞した。翌1958年(昭和33年)からは7月場所も本場所に加わって、同年から現在に至って年6場所制が定着となる。但し、2011年(平成23年)は大相撲八百長問題の余波を受けて3月場所が中止されたため(次の5月場所は技量審査場所として開催)、54年ぶりに年5場所で最多勝を争う形式となった。圧倒的な実力があっても休場の場所があると一転して不利になるため、過去には実力的には2番手と思われる力士が、第一人者の休場により浮上し、最多勝を獲得した年もある。なお、報知新聞社の制定する「年間最優秀力士賞」は年間最多勝力士が受賞することが多いが、あくまで別の表彰である。1958年(昭和33年)より年6場所定着以降、大相撲で年間80勝以上を達成した力士は6人で、現在の最多勝利数は白鵬の86勝(2年連続)である。尚、年間80勝以上の史上最多記録者も白鵬で、4回(2009年・2010年・2013年・2014年)達成している。その次に年間80勝以上を2回達成したのは、北の湖・貴乃花の2人のみ(共に2年連続で達成)である。年度にこだわらない任意の場所の連続6場所での勝ち星で80勝以上を記録した力士を列挙する。1958年(昭和33年)より年6場所定着以降、大相撲史上達成者は9人のみで、現在の最多勝利数は白鵬の88勝である。各力士の、最多記録のみを列挙する。(成績の太字は、優勝を示す。)
出典:wikipedia
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