『炎の闘球児 ドッジ弾平』(ほのおのとうきゅうじ ドッジだんぺい)は、こしたてつひろによるスーパードッジボールを題材にした漫画作品、およびそれを原作とするテレビアニメ、コンピュータゲームである。『月刊コロコロコミック』(本編)と『別冊コロコロコミック』(いずれも小学館)誌上において1989年から1995年まで連載。単行本はコロコロコミックスより全18巻。1991年にはテレビアニメ化もされている。2002年には『ドッジファイター一撃!』という作品が発表されたが、3回限りの連載で終了した。本編は、主人公の一撃弾平の年齢ごとに小学1年生時代・4年生時代・5年生時代に分けられる。中でも4年生時代が最も長く、別冊誌収録のエピソードも大半は4年次のものである(別冊誌での連載は、途中で終了している)。また、4年次の本編の大部分を占める全国闘球大会編は連載期間が2年半近くに及んだ長編である。5年次開始後間もなく後作の『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の連載も始まり、それに合わせるように絵柄も変化していった。物語は学校生活編を経てプロ選手養成所編へと進み、同編終了後間もなく連載終了となった。ドッジボールが大好きな一撃弾平は、小学校に入ったら闘球部に入ると決めワクワクしていた。入学式の朝、かつて伝説的な闘球選手であった弾平の父・弾十郎の墓に渾身のシュートを叩き込むと墓石が倒れ、中にボールが入っていた。このボールを父からの入学祝として携え、寺の小坊主で親友の小仏珍念と一緒に球川小の闘球部に入った弾平であったが、そこには意地の悪い先輩ばかりであった。生意気な性格の弾平は目を付けられ、異例の過酷な入部テストを課せられる。しかしそれを耐えぬいた弾平は、先輩達に実力を認められる。試合を通じて、終生のライバルとなる二階堂大河や他小のライバルとの出会い、他スポーツとの対決を経験し、過酷な練習や仲間との連携で弾平は強くなっていく。「声」はテレビアニメ版の担当声優。弾平が4年生になった時点で在籍していない者、および上記児童を含めた関係者。アニメでは、三笠と四天王は球川中に進学。2年生当時にブラックアーマーズとの練習試合(海外遠征前の壮行試合)に参加しており、その関係からブラックアーマーズ戦直前に登場した。広大な敷地に豪華な設備を持つ、およそ学校とは言い難い施設。二階堂大河と六魔天の6人が主力メンバーである。球川小とは弾平が1年生の時に行った練習試合(2試合)の他、3年後の地区大会でも準決勝で戦っている。なお、この時六魔天の6人はまだ全員が現役であった。バレーボールを取り入れた闘球スタイルが特徴のチーム。弾平が1年生の時に球川小と練習試合を行う(原作ではサッカー部との試合が先に行われたが、アニメではサッカー部との試合より前に行われた)。アニメでは3年後の全国大会にも高知代表として出場する。クラブチームの中でも強豪チームとして知られる。チーム名通り黒い鎧状のユニフォームが特徴。アニメでは、1年前には海外遠征も行っており、その直前の壮行試合では三笠ら球川中の2年生と、遠征先では二階堂大河が率いるチームと試合を行っている。非常に規則に厳しいチームで、規則を破れば即除名処分を食らうことも。かつては球川小主将の尾崎も所属していた。非常に荒れた学校で、在籍する児童も気性が荒い者ばかり。しかし、校長は非常に温厚かつ意思の強い年配女性である。チーム力の高さで全国大会優勝候補と言われた。全国大会準決勝、球川小が逆巻を無理矢理出場させようとしたために不戦勝となったが、両校同意の下行われた無効試合で敗北、五大が自主的に決勝戦を辞退したため、結果として球川小が決勝進出という形になった。山中に存在する学校のようで、相手を幻惑させる能力や風を見る能力等、人間離れした特技で全国大会を勝ち進み続け、決勝戦で球川小と対決した。テレビ東京系列局 (TXN) ほかで放送。全47話。テレビ東京系列局では1991年10月14日から1992年9月21日まで、毎週月曜 19:00 - 19:30 (日本標準時)に放送。小学生に大人気を博し、ドッジボールブームを巻き起こした。付加設定などによる部分的なオリジナルエピソードはあったものの、基本的には『月刊コロコロコミック』掲載分の本編を機軸に展開した。一部、『別冊コロコロコミック』のエピソードも放送された。また、ブラックアーマーズ編以降(地区大会編)は、『別冊コロコロ』に掲載された「炎のショット」(原作では炎のシュート)編を挟み、これを必殺ショットとして習得する過程を描くことでクライマックスへと繋いだ。地区大会決勝については、原作の展開に追いついてしまったため、後半部が大幅に変更されている。また、その後にわずかに登場した全国大会に出場するチームについても、アニメ終了後に原作で始まった全国大会編の出場チームとは全く異なるものであった。1993年には、バンダイビジュアルから本作を収録したVHSビデオが順次発売された。2007年11月には、『おはスタ』内の1コーナー“コロコロコミック誕生30周年記念 伝説アニメセレクション”にてダイジェスト放送もされた。また、2008年にはTOKYO MXで再放送された。
出典:wikipedia
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