愛媛マンダリンパイレーツ(えひめマンダリンパイレーツ 、"Ehime Mandarin Pirates")は、プロ野球独立リーグ・四国アイランドリーグplusに所属する愛媛県の野球チーム。2005年加盟。略称「愛媛MP」。チームの運営は愛媛県民球団株式会社が行っている。本社所在地は松山市。代表は薬師神績。チーム名は当県で生産されるミカンの品種の一つ「マンダリン」と、村上水軍にちなんだ「海賊(=パイレーツ)」に由来。チームカラーは橙色。ホームスタジアムは松山中央公園野球場(松山坊っちゃんスタジアム)を使用する。2007年のシーズンからは経費削減のため、年によってはサブグラウンドであるマドンナスタジアムでも公式戦を開催している(2008年は開催なし)。それ以外に、四国中央市・新居浜市・西条市・西予市・今治市・大洲市・宇和島市・愛南町・伊予市・上島町(生名島)・内子町の球場で開催されている。坊っちゃんスタジアムでは、リーグ創設以来2011年までは毎年10試合前後が開催され、2010年(8試合。東予が9試合で最多)を除いて最多であったが、2012年以降は減少(2012年2試合、2013年4試合、2014年7試合)し、西条市東予運動公園野球場が最多(2012年11試合、2013年10試合、2014年11試合)となった。2015年は坊っちゃんが11試合(宇和島7試合、東予4試合)と4年ぶりに最多開催となり、初出場となるグランドチャンピオンシップも坊っちゃんで実施された。2016年も坊っちゃんが最多の12試合を実施している。リーグに参加する4チームの中で、発足から10年間、リーグ総合優勝を唯一未達成であったが、2015年に初優勝を果たした。※金地は優勝球団は2007年よりリーグの経営補填金を実質的に受けない独立採算になったが、2008年のシーズン終了後、法人化以来3シーズンの累積赤字が1億8千万円にのぼり、その全額をスポンサーである星企画が補填していることが明らかにされた。これを受けて2009年1月に県や市および地元経済界の関係者による「経営改革協議会」が発足し、改善策を検討している。2009年2月25日の中間報告では、後援会員を増やしたりすることで財政基盤を強化する方向が示された。また、現在は民間の賃貸住宅に分散して居住している選手を、既存のスポーツ施設を寮に転用する形で集めることも検討されていると報じられた。その後、2010年のシーズンより選手寮が実現した。2009年9月7日に愛媛県が発表した補正予算案に、運営会社に対する3000万円の出資が盛り込まれ、松山市ほか県下の20市町と民間企業も出資する見通しであることが報じられた。2009年10月30日のリーグ首脳の記者会見によると、2009年度は売上高8800万円に対して収支は4900万円の赤字となる見込みである。売上高はリーグで香川に次ぐ2番目であるが、赤字額はリーグ6球団では最も大きい。最終的に県をはじめとする自治体より6000万円の出資を受け、4月1日付で球団運営会社名が変更された。2011年2月24日のリーグ首脳による記者会見では、2009年度の収支が4300万円の赤字であったこと、2010年度は前年より2000万円の改善(2300万円の赤字)となる見込であることが公表された。同会見では2011年度の収支目標が1400万円の赤字であることもあわせて明らかにされた。2013年2月15日、愛媛県民球団は2012年度の決算について、経常損益が160万円の黒字となりチームの独立採算制移行以来初の黒字決算となると発表した。スポンサー収入が前年比で1800万円増加したことに加え、県の緊急雇用対策による補助金も寄与したと報じられている。当初予定より1年早い達成で、リーグで単年度黒字となる球団は2011年度の高知に続き2球団目である。2015年2月25日、2014年度の収支について、経常損益は約180万円の黒字(前年は約311万円)で3年連続黒字達成の見込であることが発表された。マスコットキャラクターは、ミカンの顔に水軍をイメージした甲冑姿をしており、名前は「マッピー」。ホームゲームでは着ぐるみも登場する。球団では以前着ぐるみが依頼に応じて幼稚園や保育園に出向くサービスを行っていたことがあるほか、「マッピー体操」というオリジナルの体操があり、以前は球団ホームページで振り付けが紹介されていた。2015年8月には、愛媛のローカルアイドルひめキュンフルーツ缶の歌うマッピーのテーマソング「Happy☆Mappy」がリリースされている。2011年シーズンからは「29番目の選手」(当時、愛媛の支配下保有選手は28人だった)というふれこみの覆面キャラクター「ますくまん」が新たに加わり、ブログももうけられていたが、2013年3月限りで引退した。ますくまんを演じていたのは、元選手(2005年 - 2008年)で2013年3月まで球団職員を務めた福西太志である。2015年4月28日の試合には、「ますくまんの意志を継ぐ者」というふれこみで極真空手を習得した「極真マスクマン」が登場した。2015年10月11日、坊っちゃんスタジアムでおこなわれた新潟アルビレックス・ベースボール・クラブとのグランドチャンピオンシップ第4戦では始球式のゲストとして福西が招かれ(新潟にも選手として在籍経験があるため)、試合中にますくまんが2年ぶりに登場した。翌10月12日に開催された第5戦には、ますくまんと極真マスクマンがそろって登場している。応援歌に、愛媛県出身のアーティスト(ジャパハリネットなど)が集結して作られた「VICTORY」がある。私設応援団は「愛勇会」である。基本的に「走れコウタロー」、「コンバットマーチ」、「狙いうち」など、高校野球の応援でも耳にする既存曲を選手の応援歌に使用している。選手・スタッフについては愛媛マンダリンパイレーツの選手一覧を参照。
出典:wikipedia
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