アキ・カウリスマキ( 1957年4月4日 - )はフィンランドの映画監督。1957年にオリマッティラで生まれる。ヘルシンキの大学に在学中から映画雑誌に投稿しはじめ、評論家として働き始めたが、すぐにシナリオを書いたり、助監督として製作に携わるようになった。1980年に兄のミカ・カウリスマキの作品に俳優として出演した。1983年、初の長編作品『罪と罰』がフィンランド国内で注目される。1986年の『パラダイスの夕暮れ』が東京国際映画祭やカンヌ国際映画祭に出品され、以降国際的な注目を集める。日本では、1990年公開の『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』以降認知され、人気・評価ともに高まる。2002年、『過去のない男』で第55回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞。主に社会の底辺に属する労働者や失業者などを主人公にとり、徹底的に踏みにじられる人間性とその回復を描く。登場人物の突然の死や犯罪、旅、音楽など映画の黄金時代の文法を踏襲しながらも、大仰な仕草やドラマチックな科白回しを一切排した演出と天性のユーモアによって、現代では希有になってしまった心ある人間賛歌を成立させている。アメリカの映画監督ジム・ジャームッシュとも親交が深く、『レニングラード・カウボーイズ』では中古車のディーラーとして出演もしている。また、『コントラクト・キラー』の作中に登場するジョー・ストラマーをカウリスマキに紹介したのもジャームッシュである。兄のミカ・カウリスマキと共同で映画制作会社や映画館を経営している。また、兄の勧めで観た小津安二郎の作品から大きな影響を受け、敬愛している。
出典:wikipedia
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