フルミネンセFC () は、ブラジル・リオデジャネイロ州リオデジャネイロを本拠地とするサッカークラブである。鹿島アントラーズをJリーグ3連覇に導いたオズワルド・オリヴェイラがかつて監督に就任していた。クラブ名のフルミネンセとは、リオ市内出身者がカリオカ（リオっ子）と呼ばれるのに対し、リオ市以外のリオデジャネイロ州の出身者という意味がある。同じ都市をホームとするフラメンゴとはライバル関係にあり、ダービーはフラ・フル (Fla-Fru) と呼ばれる。フラメンゴのファンが庶民であるのに対し、フルミネンセのファンは上流階級が多いと言われている。クラブは1902年7月21日に創設された。初代会長のオスカル・コックスはスイス留学中にサッカーと出会い、故郷にもサッカークラブを求めた。1906年より始まったリオデジャネイロ州選手権では初代チャンピオンに輝き、この年から1909年まで4連覇を果たした。1911年の州選手権で全勝優勝を果たした後、クラブの運営をめぐり選手とクラブ側が衝突した。退団した主力選手たちは当時レガッタクラブだったフラメンゴに加わり、サッカー部門を立ち上げた。リオデジャネイロ州選手権ではフラメンゴに次いで31回優勝（2016年現在）。ブラジル全国選手権での優勝が4度ある。また最近では、Jリーグでプレー経験のある選手が多い。同じリオを本拠地とする、フラメンゴ、ボタフォゴ、ヴァスコ・ダ・ガマとはフルミネンセを含め、リオのビッグ4と呼ばれ、これらのチームとの対戦は、クラシコと呼ばれる。 (←トゥールーズ)

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