ザ・ハウス・オブ・ザ・デッドシリーズは、セガ(後のセガ・インタラクティブ)のAM1研製作のガンシューティングゲームシリーズ、及びその派生作品である。略称は、タイトルの頭文字から取った『HOD』である。ザ・ハウス・オブ・ザ・デッドシリーズは、セガのAM1研(3作目発売当時は開発部署が分社化されていたためワウ エンターテイメント名義)製作のガンシューティングゲームである。派生タイトルも多く、タイピングしてゾンビを撃つ「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」、ピンボールでゾンビを倒す「ザ・ピンボール・オブ・ザ・デッド」、さらに2008年にはキーワードを英訳してゾンビを倒す「ゾンビ式 英語力蘇生術 ENGLISH OF THE DEAD」も発売された。主観視点のホラーガンシューティングゲームで、次々と現れるゾンビ(HOD2,4の最終ステージではミュータント)を撃っていく。移動はレール式であり、基本的にあらかじめ決められた場所へ自動的に移動・視点変更を行う。難易度は総じて高く、精密射撃や連射が必要となる場面も多い。ステージ上にはいくつかのルート分岐点と難易度のランクがある事が本シリーズの特徴で(分岐はガンシューティングとしては既に同社の「レールチェイス、2」などで採用)、ゾンビの襲撃を受けている人を保護する(襲いかかっているゾンビを倒す)と進行ルートが変化したり、ライフ回復アイテムをくれたりする。進行ルートによってステージの内容やボス戦の内容が変化する事もある。ランクは時間経過やアイテムを取ったりすると上がっていき敵が素早くなったり、倒すのに多くの弾が必要になったりする(撃った場所によってさらに変わってくるが、弱点である頭部はランクの補正を受けない)。敵の攻撃や人への誤射などでダメージを受けると下がる(「III」と「4」では一般人は登場せず、誤射でライフを失う事は無くなった。また、ライフを回復する方法が一部変わっている)。「1」、「2」での武器はハンドガン(6発装填)、「III」ではショットガン(6発装填)、「4」ではマシンガン(30発装填)となっている。「4」では回数制限があるが高威力の手榴弾(ボタン押し)、銃を振ることで危機を脱するというアクション要素が追加された。また「2」以降、新型基板使用ゲームの第一弾としてリリースされるようになった。「2」以降はステージクリア後、命中率が新たにリザルト画面に表示されるようになり、スコアやライフ、成績獲得に影響するようになった。家庭用しか存在しない「オーバーキル」では武器の種類が多彩になり、ライフもゲージ制となった。救出するべき一般人の登場はあるが、誤射してもライフが減らない代わりに大幅にスコアが減点される。ホラーガンシューティングゲームではあるものの、シリーズ全般を通してBGMは明るく軽快なものや派手なものが多い。「オーバーキル」でこの傾向は特に顕著となっている。バイオハザードシリーズと類似している設定(HOD1の舞台は洋館であり、ゾンビを銃で倒していく、HOD2以降は洋館内だけでなく街中などが舞台となる)や、エンディングで重要人物がゾンビ化したり、AMS(あるいはローガン隊)の隊員などがゾンビ化、敵として登場していることから混同されがちだが、バイオハザードシリーズにおけるゾンビのようにウィルスによって変異したものではなく、HODにおけるゾンビは特殊な遺伝子が組み込まれたり、機械改造などを施された人造生物(ゴールドマン曰く「人類より上位の存在」)を研究所で生産しているものである。そのため、特別な場合を除いてゾンビに殺された人物がゾンビ化することは無い他、『オーバーキル』においては、ゾンビではなく「ミュータント」と呼ばれている。シリーズの伝統として各チャプターラストに登場するボスには、それぞれマルセイユ版タロットの大アルカナに因んだ名前が付けられている(ただし、オーバーキルは除く)。HOD4SPまでの不使用タロットカードは「The High Priestess」「The Devil」「The Moon」の三つ、そしてタロットカードの小アルカナ。ボスの戦闘開始前には弱点となる部位が表示される。最終ボスは不明、分析不能等で弱点が表示されないが、どこを撃てば良いかは判り易くなっている。()内は使用するシステム基板、右は移植版時間軸はOVER KILL→1→2→4→4SP→IIIの順。EXは番外編的な位置づけとなっている。シリーズ別に関してはその記事を参照。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。