ガボラは、特撮テレビ番組『ウルトラマン』をはじめとするウルトラシリーズに登場する架空の怪獣。別名はウラン怪獣。英字表記は"GAVORA"。『ウルトラマン』第9話「電光石火作戦」(1966年9月11日放送)に登場。大きく口が裂けた顔の周囲にある6枚の鰭(ひれ)を閉じて顔面を保護し、尖った頭部で好物のウラン235を求めて地中を掘り進む。皮膚は鋼鉄の5倍の硬度を持つ。武器は口から吐く放射能光線。普段は四足歩行で行動し、ウランを食べる際には周囲に放射能をまき散らすが、戦闘の際には後肢で立ち上がる。劇中では、台風後に復旧工事中の村を襲う。防衛隊と科学特捜隊の火炎攻撃を経てウランをぶら下げたヘリコプターで誘導され、これを撃墜してウランを食べようとするが、ウルトラマンの飛び蹴りにひるんだところで鰭を2枚もぎ取られ、パンチを浴びて弱ったところで首投げを受けて絶命する。『ウルトラマンパワード』第5話「電撃防衛作戦」(米国版サブタイトル:MONSTROUS MELTDOWN)に登場。初代と区別するため、玩具などではパワードガボラの名称が用いられている。ウランを消化する能力を持つ爬虫類の一種。地中を高速で掘り進むことができるほか、頭部の殻を鳥の嘴のように器用に操ることもできる。初代は4足歩行で殻は6枚だが、こちらは2足歩行で殻は4枚という違いもある。初代との大きな違いとして光線技を持たない、手足の指が初代より1本多く爪が長い、尾が長いなどがある。また、全身がウラン鉱石で覆われており、ミサイルなどで攻撃すると核爆発の危険性を伴うことになる。ウラン採掘会社の輸送車を運転手ごと飲み込み、同社の社長も踏み潰して殺害する。軍の試作兵器も飲み込んだとされるが、当初は地下をウラン鉱脈が移動する謎の現象と思われていた。放射能や電磁波を発しながら行動するためにレーダーは支障を来たし、ミサイルは照準を合わせられないため、誘爆の危険性が高くなる。通信機も使えなくなるため、W.I.N.R.は影響を受けないマイクロ波通信機を用意する。弱点は殻に覆われた頭部であるが、初代と異なり常にその殻を閉じている。しかし、ウルトラマンパワードとの戦いの最中、ストライクビートルの砲手サンダースがレーダー照準を用いずにミサイルを放つという神業的な技量で、ウラン鉱石の鱗を持たない頭部の殻へ命中させる。その衝撃を受けて殻を開けたところに、メガスペシウム光線で頭部のみを撃ち抜かれ、核爆発を起こす前に蒸発する。
出典:wikipedia
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