株式会社ベースボールマガジン社(ベースボールマガジンしゃ、"BASEBALL MAGAZINE SHA Co.,Ltd")は、野球をはじめとしたスポーツ・体育関連の雑誌・書籍の発行を主に行っている日本の出版社。略称はBBM。本社は東京都中央区日本橋浜町に置く。1946年4月、「野球界」編集長を務めた池田恒雄により東京都北多摩郡谷保村(現:国立市)の自宅に恒文社を設立し、「ベースボール・マガジン」を創刊。それに合わせて同年5月3日、同じく谷保村で編集部門(編集プロダクション)として「ベースボール・マガジン社」を設立した。1951年3月20日に「ベースボール・マガジン社」を株式会社として法人化。あわせて、ベースボールマガジン誌の発行元となった。1956年に本社を東京都千代田区神田錦町3-3へ移転。1965年には兄弟会社の恒文社から『平凡パンチ』に競合する男性向け週刊誌『F6セブン』、『朝日ジャーナル』路線の総合雑誌『潮流ジャーナル』を創刊するも1年ともたずに休刊。その他の翻訳出版などもうまくゆかず、資金繰りが悪化して10億円とも言われる負債を抱えて倒産。1967年12月に東京地方裁判所に会社更生法の適用を申請して、再建に乗り出す。この倒産時に一部の社員が退社し立ち上げたのが、日本スポーツ出版社である。1984年に後楽園球場(現:東京ドームシティ)近くの千代田区三崎町3-10-10へ移転。社名に"ベースボール"と付いているが、編集プロ時代の1949年に創刊した「ベースボール・マガジン編集・相撲号」(現在の月刊相撲)をはじめ、あらゆるジャンルのスポーツ情報誌やムック、書籍を発行している。スポーツ選手のトレーディングカード「BBMスポーツカード」の発売・スポーツ関連のDVDソフトの発売なども手掛けている。2015年4月1日より新潟県南魚沼市の大原運動公園野球場の命名権を取得し「ベーマガSTADIUM」の名称で呼ばれる。2016年に三崎町の本社ビルを売却し、現在の日本橋浜町へ移転。増刊扱いの雑誌は除く。恒文社はベースボール・マガジン社(BBM)の兄弟会社という関係にあり、本社・販売部は同じ千代田区三崎町三丁目に設けられている(本社は10番10号、販売部は5番5号)。前述の『F6セブン』『潮流ジャーナル』の他、池田恒雄の趣味であるソ連や東ヨーロッパ関係の出版物として『東欧文学全集』やソ連の雑誌『スプートニク』の日本語版を出した。そして、BBMがベースボールマガジンの発行元となって以降も、恒文社からは野球をはじめとするスポーツ関連の雑誌・書籍を発行する場合がある。特定の野球選手を取り上げたグラフ誌『ベースボールアルバム』(1979年 - 2000年)、特定のプロレスラーを取り上げたグラフ誌『プロレスアルバム』(1980年 - 1988年)も、もともとは恒文社からの発行だった(いずれも、1986年途中にBBMへ変更)。過去に恒文社から発行していたスポーツ関連書籍を、後年BBMが改訂版として発行する事がある(例:1985年発行の『大阪タイガース球団史』→1992年発行の『大阪タイガース球団史1992年度版』)。また、2009年12月10日には『週刊プロレス』の1500号を記念して、1982年 - 1983年に当時の恒文社が発行していた『プロレスアルバム』の初代タイガーマスクを取り上げた全3号を復刻・合本した『プロレスアルバム タイガーマスク Special Edition』をBBMから発売している。BBMが発行している各種トレーディングカードの商標は、恒文社が所有している。
出典:wikipedia
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