活火山(かつかざん、かっかざん、英語:active volcano)とは、「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」である(日本の火山噴火予知連絡会・気象庁による定義)。この定義による2012年現在の日本の活火山数は110である。火山噴火予知連絡会、活動度による分類。但し、気象庁では「今後の噴火の可能性や社会的な影響が考慮されていない」として利用していない。※対象は日本国内の火山に限る。「今後100年程度の中長期的な噴火の可能性及び、社会的影響を踏まえ、火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山」として常時観測を行う50火山が選定されているこれらの火山には、気象庁や防災科学技術研究所の火山基盤観測網、大学などの機関が地表地震計、ボアホール型地中地震計、傾斜計、空振計、GPS観測装置、遠望カメラなどの観測施設を整備している、しかし観測適地であっても、国立公園法、森林法、温泉法等に基づく制約を受けるほか、観測施設建設のための掘削機や重機搬入が困難で有ったり、地すべり地帯で有る事が多いため最適な観測機器の設置を断念する場合がある。特に活動が活発で、噴火が経済活動に与える影響が大きな火山(有珠山、岩手山、那須岳、浅間山、富士山、伊豆大島、三宅島、小笠原硫黄島、阿蘇山、霧島山)は、防災科学技術研究所の火山活動観測網 VIVA によっても連続観測が行われている。近年、噴火活動を繰り返している火山23火山のうち16火山で観測機器を充実し常時観測を実施。1962年 国際火山学協会は、「歴史時代に噴火記録がある火山、あるいは、噴火記録はないが噴気活動が活発な火山。火山活動と関連した地震活動が頻繁に発生する大室山(伊豆東部火山群)を含む」を基準とした 74火山を選定。一方、気象庁は噴火や噴気活動の間隔は火山によってまちまちであることなどから、活火山と休火山を分けることが困難なため、「過去10世紀程度までに噴火記録のある火山や噴気・地熱活動がある」を基準として、63火山を活火山とした。噴火記録の有無の扱いは、「歴史時代に人が目撃し記録されていたかどうか」であり、一般に休火山や死火山と考えられていた火山が相次いで活動をし、休火山、死火山の分類区分が無意味であることが一般的にも認知された。噴火記録の有無の扱いは、地質学的な証拠に基づく「過去およそ2000年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」。研究が進むにつれて、2000年以上の休止期間をおいて噴火する火山もあることが明らかとなり、国際的には1万年以内に噴火した火山を活火山とするのが主流となってきた。
出典:wikipedia
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