『パワーレンジャー・ワイルドフォース』("Power Rangers Wild Force")は、アメリカ合衆国のテレビドラマ。日本の特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」の英語版ローカライズ作品「パワーレンジャーシリーズ」の第10シーズンであり、第8作目である。本作は『百獣戦隊ガオレンジャー』がベースとなっている。2002年2月9日から同年8月10日までフォックス放送内のFox Kidsで第26話まで放送された後、第27話からはABC放送内のABC kidsにて2002年9月14日から同年11月16日まで放送された。全40話。略称は「ワイルドフォース」「PRWF」。封印から目覚めたオルグ軍団に、パワーレンジャーとパワーアニマルが戦いを挑む。パワーレンジャー実質10年目となる作品。それを記念して、フォーエバー・レッドという一大イベントとなる回が制作され、日本では製作されなかった前作との共闘編が実現している。基本的な設定やストーリーは原作に忠実となっており、巨大ロボットや変身シーンのCG素材も日本から送られ、原作の映像を生かした番組作りが行われた。原作となる『ガオレンジャー』が変身後のシーンが多い作品であったことから、ドラマパートのみを差し替えたシリーズ初期に近い作りとなっている。これはウォルト・ディズニー・カンパニーによるシリーズ買収の影響で全何話予定か決まる前に製作がスタートしてしまったことから、原作にストーリーを近づけることで少ない話数で打ち切られても対処できるようにしたとされる。ディズニー製作によるシリーズ最初の作品であるが、制作体制はサバン・エンターテイメントのままとなっている。本作の原作である『ガオレンジャー』でも監督を務めた坂本太郎が監督として参加。第1話の6歳から11歳の男児視聴率が6.21パーセント、玩具の売り上げが前年比120パーセントと言う好調な出だしとなった。コルは自然の中で育った野生児で、自分の両親を探して旅に出て仲間と出会い、マスターオルグとの因縁がストーリーの軸となっている。それを除けば、設定はほぼ原作と同じ。各自のカラーに応じたジャケット(袖のある原作版の衣装とは違いベスト型)を纏っている。変身する際の掛け声はワイルドアクセス。オルグの魂が物に取り付いて誕生する複数の角を持ったオルグ。取り付いた物の形を模した姿をしており、元になった物が残る場合と誕生と共に消滅する場合がある。通常の場合は自然に生まれるが、マスター・オルグの力によって生み出される者もいる。上下関係は厳しく、一般オルグはデューク・オルグの命令には基本的に服従する。シリーズ10年目を記念して製作された。1作目からの歴代レッドレンジャーが一堂に会し、マシン・エンパイアの残党と戦う特別編。登場するのはジェイソン、トミー、アウリコ(変身後のみ)、T.J.、アンドロス、レオ(俳優の都合で登場シーンは全て別撮り)、カーター、ウェス、エリック(彼もレッドとして扱われている)、コル。敵として、ビートルボーグに登場したキャラクターのスーツを流用したキャラクターが登場し、第2シリーズに登場したセルペンテラが敵メカとして再登場している。バルクとスカルも再登場している。全員レッドに変身するという名目上、トミーやT.J.は本編で失われたはずのジオやターボに変身しているが、力が戻ったのか一時的なものかは不明。また、ジェイソンが出演しているためマイティモーフィンパワーレンジャーの2期以降レッドを勤めたロッキーは未登場となっている。イギリスではGMTVで放送。フランスではTF1で放送。ドイツではSuper RTLで放送。ポーランドではポリッシュ・チャンネルで放送。ポルトガルではポリッシュ・チャンネルで放送。ベルギーではClub RTLで放送。ギリシャではアンテナTVで放送。スペインではアンテナ3で放送。ヨーロッパでは各国はFOXキッズチャンネルでも放送されており、同チャンネルはシリーズ10周年を記念した特別放送も行われた。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。