テレビせとうち株式会社('、略称:TSC)は、岡山県と香川県を放送対象地域とするテレビジョン放送の特定地上基幹放送事業者。中国・四国地方で唯一のテレビ東京(TXN)系列局である。コールサインはJOPH-DTV(岡山 18ch)、リモコンキーIDはキー局のテレビ東京と同じ「7」。キャッチフレーズは「いつでも いっしょ TSC」。三大都市圏以外に初めて開局したテレビ東京系列局。主要株主は、開局当初筆頭株主が中鉄バス、2位が日本経済新聞社、3位が山陽新聞社だったが、1999年(平成11年)12月20日に中鉄バスが自社保有株をすべて山陽新聞社に売却したため、現在は筆頭株主が山陽新聞社、2位が日本経済新聞社となっている。山陽新聞グループと日経グループに属する放送局である。ただし、テレビ東京ホールディングスの完全子会社であるテレビ東京とともに、日本経済新聞社の連結対象外である。過去には岡山日日新聞(岡山放送の設立母体)もわずかながら株式を保有し、役員も派遣していた。岡山県や香川県のテレビ局で唯一、社名に「テレビ」が入っている局であり、また社名に「放送」が入らない局でもある。昭和年号で最後に開局した民放テレビ局であり、これ以降に開局した民放テレビ局は平成新局である。筆頭株主である山陽新聞からニュース配信や報道番組の制作協力、報道記者の出向を受け入れている関係で、同じ山陽新聞社が主要株主で同社からニュース配信を受けている山陽放送よりも山陽新聞色が濃く、ローカルニュースでは「協力 山陽新聞社」のクレジットを入れて放送、筆頭株主になって以降の社長は同社の出身者が務めている。また、山陽新聞グループの一員として新聞・テレビのメディアミックス展開も行っている。逆にTBS系列の山陽放送は、山陽新聞社出身の社長から同社生え抜きの社長に交代するなど、以前より山陽新聞の影響が薄れてきている。テレビ東京系列は同局を含めても6局と少ないために、鳥取県西部地震や高知空港での全日空機緊急胴体着陸など重大事件や災害が岡山・香川の周辺県で発生した場合、取材を担当する事がある。1989年(平成元年)4月より、地方ローカル局としては異例の自社制作アニメのTXN系列での全国ネット放送を開始する(2009年(平成21年)4月以降も放送中)。なお、岡山・香川両県の民放テレビ局で全国ネットのテレビアニメ制作に着手したのも、現在も東名阪地区以外の民放テレビ局で30分のレギュラーアニメ番組を制作しているのもTSCのみである。2004年(平成16年)4月に会社ロゴを一新し、2006年(平成18年)に開始される地上デジタル放送のリモコンキーIDが「7」となる事から、イメージキャラクターの「ななちゃん」が登場した。TXN加盟局では視聴可能世帯が一番少ない。※ このほか、中国・上海に駐在員を派遣している。※ 岡山・香川の民放テレビ局5局のうち、テレビせとうちが唯一広島市内に事業所(広島支社)を持っていない。企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:1979年(昭和54年)4月1日に岡山・香川両県の民放テレビ放送の相互乗り入れ放送実施が実現された頃と前後して、岡山県と同程度の経済規模だった熊本県と鹿児島県で第3のテレビ局が次々と設立され、岡山県側が「当県にも第3のテレビ局を開局させたい」と訴えた。既に山陽放送(RSK)・西日本放送(RNC)・瀬戸内海放送(KSB)・岡山放送(OHK)の4局が視聴できる様になっているため、話し合いの結果、両県としては第5の民放のテレビせとうちが開局し、思わぬ形で民放テレビの5大ネットワークを完成させる事になった。岡山の老鋪地元紙・山陽新聞は、山陽放送の筆頭株主の岡山県に次ぐ第2位の株主で、同社にニュース配信を実施するなどの連携があったが、当局開局までは関連のテレビ局を持っていなかった。ch番号の頭にVが付いている中継局は垂直偏波。2011年(平成23年)7月24日停波時点ch番号の頭にVが付いている中継局は垂直偏波。昭和時代に開局したにも関わらず、放送対象区域の岡山県と香川県(以下、両県)内でも先発4局(山陽放送・西日本放送・岡山放送・瀬戸内海放送)に比べて中継局が少なく、地デジでは、岡山・香川両県内に必要な送信所・中継局104局(岡山県79局・香川県25局)のうち、2012年(平成24年)までに開局した送信所・中継局が31局(岡山県25局・香川県6局。ケーブルによる放送も含む。このうち3局は当初、他の民放各局も含めて「自力建設困難」とされていた)に留まっている。似たような問題を抱えていたテレビ北海道、TVQ九州放送の2局は、地デジ化の推進に伴う支援策もあって放送対象地域における中継局整備をほぼ終えているが、当局に関してはその目処が立っていない。ただ、視聴不可とされる世帯はと少なく、1世帯もカバーしていない市町村は全くない。岡山・香川両県の全てのケーブルテレビ局においてテレビせとうちが再送信されていることから、直接受信出来ない地域でもケーブルテレビに加入すれば視聴することが出来る。そのため完全に視聴不可となっている世帯は他の岡山・香川両県の民放局とあまり差のない数になっている。新聞各紙の局名表記は1985年(昭和60年)10月1日の開局当日から2009年(平成21年)3月31日まで「テレビせとうち」として表記されていたが、2009年(平成21年)4月1日から、ほとんどの新聞が「TSCテレビせとうち」の表記に変更された。親会社で岡山県の地元紙・山陽新聞は、NHK総合・Eテレ・山陽放送・OHKテレビの次の左から5番目にテレビせとうちの番組表を掲載している。その次に西日本放送・瀬戸内海放送と香川側に本社を置く民放2局を掲載している。広島版はNHKと地元民放4局の次に掲載している。また香川県の地元紙・四国新聞では、NHK総合・Eテレ、地元民放の西日本放送・瀬戸内海放送、岡山側に本社を置く民放の山陽放送・OHKテレビの次の左から7番目に同局の番組表を掲載している。朝日新聞や読売新聞などの全国紙は岡山・香川版共左から7番目に掲載されている。産経新聞の場合、本社所在地で販売される岡山版ではハーフサイズで掲載されているのに対し、香川版ではフルサイズで掲載という、同一エリア内で掲載の扱いが異なる地域があった(ただし地デジ完全移行後の現在は、産経新聞の岡山版もフルサイズで掲載)。広島県で発行する中国新聞の岡山県版も岡山・香川の民放はフルサイズで掲載しているが、テレビせとうちのみ在広局と同様ハーフサイズでの掲載となっている。また広島県版(広島市を中心とした県西部)でも、衛星・ラジオ面(広域ワイド)にてハーフサイズで掲載されている(岡山・香川の民放で唯一の掲載)。中国新聞・備後(福山市を中心とした県東部)では、広域ワイドに岡山・香川の他の民放と共にハーフサイズで掲載されている(なお2009年(平成21年)4月15日の朝刊より、テレビ欄の表記が「せとうち」から略称を含めた「TSCテレビせとうち」へと変更された)他、同じく中国新聞備後本社が発行し福山地区を中心に配布しているフリーペーパー「Cue備後」の週間番組表には、NHKや広島県内の民放と同じ扱いでテレビせとうちも掲載されている。また、朝日新聞と日本経済新聞は広島県版もフルサイズで同局の番組表を掲載している。毎日新聞の鳥取・島根・高知の各県版の第2テレビ欄は何れもCATVで受信できる事から瀬戸内海放送と共にハーフサイズで掲載している。毎日新聞は岡山・香川の民放はこの2局のみの掲載、日本海新聞は西日本放送を除くこの他の岡山・香川の民放も掲載している。愛媛新聞の東予地方版でも山陽放送・瀬戸内海放送・西日本放送と共にハーフサイズで掲載している(OHKテレビのみ広島県の民放局と同じく第2テレビ欄に掲載)。さらに兵庫県南西部でも受信出来る関係で、読売新聞・神戸新聞などの第2テレビ欄にも小サイズで掲載されている。なお、徳島県で発行されている地方新聞である徳島新聞では県内で受信出来る地域は三好市を中心に多いものの、紙面の都合上テレビ欄には番組表は西日本放送と共に記載されていない(アナログ放送時代は掲載されていたRNCと異なり、TSCはアナログ放送時代から掲載されていない)。その為、徳島県内では受信環境の整ったテレビから(三好市ではCATVから配信されている)番組情報や番組表を取得する必要がある。※ HD:ハイビジョンカメラ以下のケーブルテレビで区域外再放送をしている。太字はパススルー方式※この他、不定期に岡山県議会議員(または香川県議会議員)の県政討論番組を放送する。☆ソコアゲ★ナイト枠除く平日 8:00 - 9:00枠(第1部) 9:35 - 10:30枠(第2部) 『おはようドラマ』平日 12:00 - 13:50枠 『午後のドラマスペシャル』平日 13:50 - 14:45枠 『ドラマセレクション』平日 15:20 - 16:50枠 『午後のエンタメ』日曜 13:00 - 14:00枠 『アンコールアワー』日曜 14:00 - 15:55枠 『日曜ワイド』○印の番組はテレビ東京系他全国ネット放送いずれのスタジオもハイビジョン対応である。基本的には、第1スタジオが情報番組中心の運用、第2スタジオが報道番組中心の運用となっている。また、第2スタジオはスタジオの背景がブルーバックとなっていて、番組毎に背景をクロマキー合成するヴァーチャルスタジオとなっている。一部の番組は山陽新聞社本社ビル(高層棟)20階の談話室で収録される事がある。放送終了後は黒画面の後、フィラーに突入する。放送開始約30分前よりカラーバーが表示される(1KHz音あり)。局アナ契約アナ
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