ホッコータルマエ("Hokko Tarumae")は、日本の競走馬である。ダートグレードレースで顕著な成績を挙げ、2016年川崎記念(JpnI)にて日本競馬史上初となるGI(JpnI)10勝目を達成した。2013・2014・2015年ダートグレード競走特別賞、2014年最優秀ダートホースとして表彰された。苫小牧市内の企業の社長が馬主で、馬名は同市内の樽前山に由来する。ホッコータルマエは苫小牧市・観光協会により「とまこまい観光大使」にもなっており、市内で「応援イベント」が開催されている。ホッコータルマエは1月14日に京都競馬場でデビューし鞍上は長谷川浩大が務めた。ホッコータルマエは16頭中の11番人気であまり評価はされず着も人気通り11着に終わる。しかし次走1月29日小倉競馬場の3歳未勝利戦で鞍上が村田一誠に替わると、9番人気ながら1着となり、ホッコータルマエは2戦目で勝利を飾ることが出来た。以後2戦するもホッコータルマエは勝利は果たせず、4月7日阪神競馬場の3歳500万下で鞍上が幸英明に替わるとホッコータルマエは5戦目で2勝を挙げることが出来た。さらに6月3日東京競馬場の青梅特別(1000万下)でホッコータルマエは7戦目で3勝目を挙げた。勝利後に騎手の幸は「遊びながら走っていました。力があります」とホッコータルマエの実力を評価している。7月11日にホッコータルマエは大井競馬場でジャパンダートダービーに出走したが、ハタノヴァンクールの5着に敗れている。このときはホッコータルマエが物見をしていた関係上ポジション取りが悪くなったため、力負けではないと幸は語っている。8月5日に2度目の重賞挑戦となるレパードステークスで勝ちを収め、ホッコータルマエは初めての重賞勝利を果たした。その後放牧休養を経て秋には3走、勝ち鞍こそ挙げていないが、9番人気と低評価だったジャパンカップダートで3着に残るなど、ダート中距離路線で好成績を残している。年明け初戦は東海ステークス。重賞競走では初の1番人気の支持を受けている。このレースでは3着に敗れたものの、佐賀記念・名古屋大賞典を単勝1倍台の人気に応え連勝。さらに中央に戻ってアンタレスステークスでも1番人気に応え快勝。そしてかしわ記念はエスポワールシチーをとらえて最上位グレードレースの初制覇を果たした。帝王賞は最後はニホンピロアワーズに勝ち、重賞5連勝を最上位グレードレース2連勝で飾った。3ヶ月半の休養明けとなったマイルチャンピオンシップ南部杯ではエスポワールシチーを捉えきれず2着に敗れ連勝は5でストップ。続くJBCクラシックをレコードタイムで逃げ切り、最上位グレードレース3勝目を挙げた。ジャパンカップダートでは逃げるエスポワールシチーをかわして先頭に立つが、残り100mの地点からベルシャザール、ワンダーアキュートにかわされて3着。東京大賞典ではワンダーアキュートに1馬身半差をつけて優勝、最上位グレードレース4勝目を挙げた。2013年はダート路線で最上位グレードレース4勝を挙げた功績により、NARグランプリダートグレード競走特別賞に選出された。年明け初戦に選ばれたのは川崎記念、単勝1.1倍の断然人気に応えて最上位グレードレース5勝目を記録した。続くフェブラリーSでは2着に終わった。ドバイWCでは最下位の16着に沈んだ。レース後はストレス性腸炎発症のため、現地の診療施設に入院し、他の遠征馬よりも遅く4月12日に帰国した。調教師の西浦は、同馬を秋まで休養させる予定を明かしている。休養明けのJBCクラシックは4着。続くチャンピオンズカップでは道中2番手から逃げるクリノスターオーをかわして先頭に立つとそのまま押し切り優勝、GI/JpnI6勝目を挙げるとともに、中央競馬のGI初優勝となった。東京大賞典では3コーナーで逃げるコパノリッキーを捉えるとそのまま先頭に立ち4馬身差をつけて優勝、史上3頭目の連覇を達成した。ホッコータルマエは「JRA賞」の2014年度最優秀ダート馬に選ばれた。選出を記念してホッコータルマエは、苫小牧市の観光大使にも就任した。1月28日の川崎記念を1番人気で人気に応え勝利。続いて3月28日にドバイワールドカップにも再挑戦したが5着に終わる。その後は帝王賞に出走して1番人気で勝利している。1月27日の川崎記念を1番人気で勝利、日本競馬史上最多となるGI(JpnI)競走10勝とした。なお、川崎記念の3連覇は約30年ぶりとなる史上2頭目であった。3月7日、3年連続となるドバイワールドカップ出走を表明した。迎えた本戦では、やや後方からの競馬を選択し、後半のコーナーで一旦は馬群の一番後ろのところまで後退するも必死に追って喰らいつき、最終的には9着に入線。
出典:wikipedia
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