都庁前駅(とちょうまええき)は、東京都新宿区西新宿二丁目にある、東京都交通局(都営地下鉄)大江戸線の駅。同線の起点駅である。駅番号はE 28。駅名の通り、東京都庁舎の前にあり、最寄り駅となっている。光が丘方面(放射線)と環状線との接続駅で、新宿西口・飯田橋方面からの列車は当駅止まりとなる。都庁前駅務管区の所在駅である。方面別の島式ホーム2面4線の地下駅であり、1番線と4番線、2番線と3番線をそれぞれ複線扱いとして使用している。大江戸線の項でも触れているが、同路線の運転系統は光が丘から当駅を一旦通り、六本木、大門、両国、飯田橋を経由し再度当駅に戻ってくる。そして折り返し同じ経路で光が丘に戻るというという6の字で運行している。すなわち、飯田橋・両国方面から来た電車は全て当駅止まりの折り返しとなり、光が丘方面との相互直通は行っていない(ただし、レールは繋がっている)。飯田橋・両国方面への折り返しは、3番線降車ホームに到着後、光が丘方の引き上げ線に回送し、2番線ホームに入線する形で行っている。六本木・大門方面と飯田橋・両国方面(練馬・光が丘方面からの乗客が飯田橋・両国方面へ向かう場合)及び、当駅止まり降車ホームと練馬・光が丘方面(飯田橋・両国方面からの乗客が練馬・光が丘方面へ向かう場合)はそれぞれ同一ホームで乗り換えができる。一方、六本木・大門方面からの乗客が飯田橋・両国方面へ乗り換える場合及び、飯田橋・両国方面からの客が六本木・大門方面へ乗り換える場合は、いったん階段・エスカレーター・エレベーターを使ってホームを移動しなければならない。かつては東京都交通局総合案内所(錦糸町から移転)や定期券発売所が設置されていたが、共に廃止された(前者は定期券発売所の隣から改札前に移転した時期があった。後者は後に自動定期券発売機が設置された。)。東京都庁舎への出入り口が設けられているが、2004年4月から2008年8月まではテロ事件を理由に閉鎖されていた(2005年4月から7月にかけいったん解除)。出入口は、平日の都庁業務時間内に開放される。大江戸線が大型20m10両編成での運転で計画されていた時は、現在の光が丘方面と六本木・大門方面のホームを東西に、飯田橋・両国方面のホームを南北に設置するという、L形2層構造の駅として計画されていた。都庁前駅務管区都庁前駅務区として中野坂上駅 - 大江戸線新宿駅間と新宿西口駅 - 牛込柳町駅間、都庁前駅務管区として練馬駅務区(光が丘駅 - 東中野駅間)、市ヶ谷駅務区(新宿線新宿駅 - 岩本町駅間、ただし神保町駅を除く)を管理している。かつて光が丘 - 新宿間だけで運行していた頃は、新宿駅に上下線の渡り線がないため、当駅がその機能を代替していた。その頃は1番線と3番線が新宿方面、2番線と4番線が光が丘方面であり、当駅と新宿の間は上下線それぞれを単線並列で運転していた。駅名標もそれぞれの番線に合ったものが設置されていた。大江戸線の駅の中で唯一、コンコースに発車標が設置されている。大江戸線が全線開通した時、2番線の駅名標は[←新宿西口 都庁前 西新宿五丁目]、3番線の駅名標は[←西新宿五丁目 都庁前 新宿西口]と表記されていた。現在の駅名標には、2番線の[西新宿五丁目]と3番線の[←西新宿五丁目/新宿西口]の部分が消去されている。2015年度の1日平均乗降人員は46,518人(乗車人員:22,362人、降車人員:24,156人)である。開業以来の1日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおりである。当駅は、新宿高層ビル群の中にある。「都庁第一本庁舎」 - A4出口を出てすぐのところにある。「都庁本庁舎」開業前の仮名称は「西新宿」だった。その「西新宿」の名称は現在丸ノ内線の駅名に使われている他、大江戸線でも「西新宿五丁目」という駅名に使われている。
出典:wikipedia
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