星川駅(ほしかわえき)は、三重県桑名市大字星川にある、三岐鉄道北勢線の駅である。2005年(平成17年)3月26日に坂井橋駅の500m阿下喜寄りのユーストア(現・ピアゴ)駐車場南西端に新設された。北勢線では過去にも2度「星川」と名のる駅が存在した。単式ホーム1面1線を持つ地上駅である。ホームは大型のU字ブロックの上にコンクリートの板を乗せただけの簡素なもので、ホーム下部に退避可能な構造となっている。一階建ての駅舎が線路の北側に設置されており、平日の7:00 - 20:00、土曜日の8:00 - 17:00に駅員が配置される。駅舎東側部分の改札内に多目的トイレと男女別の水洗式トイレがあるが、最近トイレ内のいたずらが多いため、駅員がいない時間は多目的トイレのみ閉鎖される。駅舎東側部分の改札外には冷暖房付の待合室が、駅舎入口に公衆電話、郵便ポストがそれぞれ1台設置されている。駅舎は用水路を挟んでホームに面している。駅舎部分の敷地はピアゴからの借地である。駅舎には、自動券売機(1台)、自動改札機(2通路、うち1通路は車椅子対応のワイド型)、自動精算機(1台)が備えられており、普通券・回数券の購入が可能であるほか、駅員配置時には窓口での定期券を含んだ全券種の購入も可能である。当駅には監視カメラが備えられ東員駅からの遠隔監視駅となっており、駅員無配置時にも自動券売機等が使用できる。大泉駅と同じく、桑名市といなべ市を結ぶ国道421号線に隣接しており、車と電車の乗り換えに配慮されている。駅前には車の停車スペースが備えられる。駅北側には鉄道利用者専用の40台分、更に、線路を挟んだ南側に2010年に新設された33台分の無料駐車場を備える。実際には、隣接するピアゴ・三洋堂書店の駐車場(数百台収容可能)も利用されている。駅前広場にはロータリーは無いが、駐車場での車の転回が可能である。駅舎の西側に36台分、東側に45台分の無料駐輪場を備えている。さらに、簡易駐輪スペースが設けられているが、利用者のほうが多く駐車自転車が溢れている。駅前広場にはタクシー常駐スペース(1台)が設けられている。バス停は無く、バスへの乗り継ぎには隣接する県道か、ピアゴ駐車場まで出る必要がある。駅前広場・駅舎・ホーム等の施設について バリアフリーに対応しており、三重県が定める「三重県だれもが住みよい福祉のまちづくり推進要綱」「三重県バリアフリーのまちづくり推進条例」の整備基準に基づいていることを示す適合証交付施設となっている。 「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。当駅は、ピアゴ星川店・三洋堂書店星川店の駐車場内にあるが、駅周辺にはこれ以外にも多数のショッピングセンター、ファミリーレストラン、医院等がある。北勢線の各駅の中で駅周辺が最も賑やかであるといえる。北勢線では過去に2度、同じ名前の駅が存在した。初代の星川駅は、北勢鉄道の駅として1914年(大正3年)に開業した。当駅はプラットホームがなく、プラットホームを造るには狭い場所であったため1916年(大正5年)に廃止されている。その後、嘉例川からの砂利採取のため1927年(昭和2年)に貨物駅として2代目星川駅が開業し、1932年(昭和7年)に旅客取り扱いも再開された。当駅は戦時中の電力事情の悪化等の事由により1944年(昭和19年)に休止を経て1969年(昭和44年)廃止されている。2代目星川駅は、現在の嘉例川橋梁の阿下喜方にあった。現在の星川駅は、2005年(平成17年)に開業したものであるが、名目上は、当駅桑名方の坂井橋駅を移転したことになっている。星川駅新設の構想自体は三岐鉄道が北勢線の運営継承を決定する前からあり、桑名市と東員町が、北勢線の存続を検討した中で、当時の北大社駅を車庫専用の信号場とした上で、西桑名駅~北大社信号場を存続させるプランの中で明らかにされた(その後、北勢線は西桑名駅~阿下喜間全線を鉄道で存続させる方針となる)。このプランの中では、現在の星川駅と東員駅の設置が明示されていた。当駅の開業より、坂井橋駅が同日付けで廃止された。2005年(平成16年)3月25日まで、在良駅との間に坂井橋駅があった。
出典:wikipedia
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