利根町(とねまち)は、茨城県南部に位置する町である。現在、北相馬郡(旧下総国)に属する唯一の町である。東京都市圏#茨城県(東京通勤圏)。利根川を挟んで千葉県と接しており、千葉県我孫子市側と結ぶ栄橋が1971年に架け替えられた後、利根ニュータウンなどで新住民が増加した。1985年には人口が2万人を超えるが、現在は人口は減少傾向にある。町内の地価も下落する傾向が続き、平成20年には東京圏の住宅地の地価下落率-5.9%でトップとなるなど、地価下落は深刻な状態となっている。隣接する龍ケ崎市との合併を検討し、合併協議会が2003年に設置されたが、成立せず2005年に合併協議会を廃止した。8月の納涼花火大会が有名で、毎年周辺地域からの人出で賑わう。また近年、健康や福祉に力を入れている町としてメディアで紹介された。農業は稲作が中心であるが、町内には有機栽培のコーヒー豆を使用した全国的に有名なカフェもありさまざまな作物が育てられている。町域はほとんど平坦である。町の南側は利根川に沿っており、気候は比較的温暖である。また桜や銀杏の木が美しい通りがいくつもあり、利根川の土手とともに地元住民の散歩コースとして人気である。隣接している自治体のうち、千葉県印西市とは直接的な往来はできない。我孫子市または栄町を経由する必要がある。平成18年度まで利根中学校と新館中学校の2校があったが、2校とも廃校となり新組織の利根中学校になった(校舎は旧新館中学校を使用)。平成19年度まで利根町には小学校は5校あったが、このうち太子堂小学校と布川小学校2校は新組織の布川小学校になった(校舎は旧太子堂小学校を使用)。また、東文間小学校と文間小学校も新組織の文間小学校になった(校舎は旧文間小学校を使用)。町内を通る鉄道路線はない。直近の路線・駅は、JR東日本成田線(我孫子支線)の布佐駅で、町役場のある布川地区からは、利根川に架かる栄橋を渡った先にある。路線バスは大利根交通自動車のエリアである。同社の路線は主に町北部の北方車庫から常磐線取手駅方向の路線が中心で、町に一番近い布佐駅へ乗り入れる路線は、布川地区にある利根ニュータウン・フレッシュタウンを結ぶ路線が別にある。しかし、布佐駅へ出る路線は、朝夕に偏ったダイヤで昼間時は便数寡少のため、町民は自転車を使って布佐駅へ出るか、成田線の本数が少ないことを避け、パークアンドライドで常磐線の駅(取手駅や我孫子駅)へ出る者もいる。なお、かつては関東鉄道もバス路線を町内を経て布佐駅と竜ヶ崎駅を結んでいた。また、町内を巡回する無料運行の福祉バス(誰でも利用可)も運行されている。AコースとBコースが内回りと外回りをそれぞれ2便ずつ(計8便)を運行している。運行は観光バス会社に委託している。
出典:wikipedia
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