永和区(えいわ-く)は台湾新北市の区。台北市中心地へ向かう通勤人口を多数抱えており、台湾で最も人口密度の高い地域(1平方キロメートルあたり約4万人)として知られる。永和区は台北市の西南に位置する。北は新店渓という川を隔てて台北市万華区、中正区、文山区と接し,南は新北市中和区と隣接する。面積は約5.71平方キロメートル。川を隔てた台北市とは中正橋(旧称川端橋)、福和橋、永福橋という3つの橋と、台北捷運中和線により連絡されている。清代の康煕年間(1662年 - 1722年)に漳州より大量の移民が台湾に流入し、大佳臘(台北市の旧称)は泉州人の活動拠点となった。1709年(康煕48年)、福建の陳頼章が新店渓を渡り渓南地区の開発に着手、その結果1721年(康煕60年)には永和地区が文献に「板橋十三荘」の名称で登場している。1920年、台北州海山郡中和庄に属するようになった。1949年の永和地区は中和郷(現在の中和区)に属していたが、1958年に永和鎮(永遠和平の里)として独立、さらに人口増加にともなって、1979年には県級市に昇格、2010年12月25日に台北県が新北市に改編されたことに伴い永和区に改編され現在に至る。台湾の中でも著名な観光夜市の一つである楽華夜市は、永和区で最も熱気のある地域である。永和区は著名な豆漿発祥の地として知られ、豆漿店が多いことでも知られている。特に永和路二段にある「新世界豆漿大王」という店は、豆漿店の元祖として台湾のみならず、台湾外の華僑にも知られている。現在永和は豆漿の代名詞となり、台湾内外の豆漿店に「永和」の名を冠す店も多い。
出典:wikipedia
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